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見に行った当日に即決する
私はあらかじめ、車雑誌を複数読んで以下のことを頭に入れました。
・ それに合致する車は何か
・ その中で、予算に合うものはどれか
・ さらにその中で、デザインが好きなものはどれか
こういったことを全て考えた結果、試乗してみて何か不都合がない限りは「シエンタを買おう」と事前に決めることができました。
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さらに雑誌を読み漁り、いくらぐらい値引きしてもらえるものなのか、ということも詳しくチェックしました。
オプションを頼めば値引き額も大きくなりますが、そのためにいらないオプションをたくさん付けるのは馬鹿らしいので、付けるオプションもある程度絞ります。
即決は最大限の値引き幅を提示しやすい
そして、ディーラーに行って、試乗やオプションの相談を済ませた後「これぐらいの価格なら今日この場で決める」と伝えます。
雑誌で調べたのが20万円程度の値引きができれば上々という結果だったので、そこを着地点と考えつつ、最初は30万円を交渉しました。
まずは大きく出て、その後すり合わせていくつもりでしたが、そのまま30万円が通ってしまったのです! これには驚きました。
営業さんいわく「車を値引きできる価格は日々変動するので、即決してくれるのであればこちらも最大限の値引き幅を提示しやすい」とのことでした。
新モデルが出る直前に現行モデルを買う
新モデルが出るとなると、現行モデルは売れづらくなってしまったりして在庫を抱えることになります。
ディーラー側としては売り切ってしまいたいのが本音です。
そこで、あえて新モデルを待つのではなく、現行モデルを購入することで値引き幅を大きくできます。
これはスマートフォンや家電の購入にも応用できます。
同じ車種でAのディーラーで見積もりを取り、それをBのディーラーに持っていく
今回私は行いませんでしたが、例えば〇〇町のディーラーで19万円の値引きをされた見積もりをもらいます。
それを持って、隣の××町のディーラーに行き「あと1万円安くしてくれればこちらで買う」と持ち掛けます。
そうすると、すんなりと値引きしてくれることも多いです。
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閉店間際を狙う
購入の相談を持ち掛けるのは、開店時より閉店間際の方が良いようです。
私も実際、閉店1時間前から試乗を開始したので、商談がまとまる頃には営業時間を過ぎてしまっていました。
ディーラー側からすれば、早く話をまとめてしまいたいという気持ちが働くため、値引き額が大きくなる傾向があります。
とはいえ、このやり方は無理をすると相手側に大きな迷惑をかけてしまうことになるので、本気で「今日購入する」といった気持ちの時以外は避けた方がいいかもしれません。(執筆者:上坂 亮子)