そんな気持ちの女性、たくさんいることと思います。
筆者も一度仕事を辞め、専業主婦として2年だけ暮らしましたが、育児も仕事も有意義なものに変わりはないと痛感したものです。
可能なら、どちらもしっかり両立したい。
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そんな女性に聞いてもらいたい「妊活と仕事の両立を果たした女性」の体験談をここでご紹介していきます。
なにが必要で、どんなことが障がいとなり、なにを心積もりしておくべきなのか…早速、チェックしていきましょう。
目次
職場では、上司への根回しは時間をかけて、慎重に
妊活の最大の課題ともいえるのが、職場関係。
妊活をするからといって、仕事に支障が出てしまっては大変! 職場でしっかりと上司へ根回しをしておくことが大事だというのです。
男性の上司の場合、なかなかそこまで入り込んだ話がしにくいことと思います。
しかし、妊活をし、その後も仕事を続けるのであれば職場への根回しは必須。
「子どもが欲しいと思っている旨」を伝えておくだけでも、職場の人は「この先、妊娠出産で長期間席を空ける可能性があるのか」と認知することができます。
妊活に踏み出す前から、時間をかけて慎重に職場へ自分の思っていることを伝えておくべきなのですね。
体調の変化と精神的な疲労には、しっかりケアをしましょう
妊活と仕事の両立でなにがつらかったかを経験者に伺うと、「体力面」と「精神面」の疲れがそれぞれにあったという声が。
子宮卵管造影検査で激痛が…
妊娠率を確認、そして向上するために行われるこの検査。
自然妊娠で精子と卵子が出会う場所、「卵管」がふさがっていないか、十分に精子が通過できるかを検査なのですが、これが激痛だったという女性が。
「妊娠しなきゃ」という精神的圧迫感が…
妊活していると公言したからには、妊娠しなくては…という精神的重圧に耐えかねて、途中でご主人と大喧嘩になったという方も。
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身体そのものが疲れるのはもちろん、時に痛みを伴う検査や施術を受けることも考えられる妊活。
夫婦そろってイライラと疲れを募らせてしまっては、妊活と仕事との両立は難しいことでしょう。
心も身体もしっかりとケアをすることが必要ですね。
家族との意識の共有と、なにかあった際の協力を得ておくことも大事になってくる妊活と仕事との両立。
難しいことですし、たくさんの時間と努力が必要になりますが、夫婦で力を合わせてチャレンジしてみる価値のある、有意義な生き方の一つだといえます。(執筆者:三浦 希枝)