突然ですが、あなたはドラッグストアを利用していますか?
活用しているなら、何を買いにいってますか?
と答えたあなた、損してますよ! 今や全国に1万8,000軒を超えるといわれるドラッグストア、そのお得な使い方をご紹介します。
目次
食料品が安い! ドラッグストア
ここにあるチラシは、福井県にある「ゲンキー」というドラッグストアのチラシですが、スーパーと間違えそうなほどに、果物や野菜、精肉、魚まで販売されています。
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しかも安いではありませんか。
そう、最近ドラッグストアでは食品がとてもお買い得なんです。
筆者が通う「ドラッグアオキ」でもセール期間でなくてもうどん、中華麺、やきそばは5点まで12円、豆腐は27円、ささみ100g 88円、豚バラ 99円と、スーパーの特売に堂々対抗できるお値段です。
ドラッグストアの食品売場面積は年々増える傾向にあり、売上比率が5割を超えるチェーン店まで出てきているようです。
どうして食品が安いのか? ドラッグストアの内部事情
医薬品は、そうそう毎日必要になるものではありません。
そこでドラッグストアは、より頻繁に来店してもらうため、日々必要になる食品などを低価格にしているという背景があります。
多くのお客様に来店してもらうために、上記チラシの「ゲンキー」や「ウエルシア」などでは低価格のお弁当(ゲンキーではなんと198円)の取り扱いまであるといいます。
独自カラーを打ち出すプライベートブランド
また注目したいのは、プライベートブランド商品(PB)です。
各企業が企画して販売するPBはスーパーやコンビニでおなじみですが、ドラッグストアにもPBは存在します。
特にお得なものは、ドラッグストアだけに医薬品です。
中には、製薬会社が開発した既存商品のパッケージや名前だけを変えたものが販売されています。
有効成分は同一なのに、その価格は半額近くになるものもあるといいます。
もちろん、品質にもこだわっています。
「マツモトキヨシ」ではシャンプー「アルジェラン」
2,000品目を超えるPBを販売している「マツモトキヨシ」では、シャンプー「アルジェラン」があります。
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有機植物エキスと精油が髪を美しく整えるオーガニックスカルプシャンプーです。
1本1,625 円となかなかのお値段ですが、その使用感には高評価が寄せられています。
「ウエルシア」では「淡路産玉ねぎを使ったハンバーグ」
「ウエルシア」では「淡路産玉ねぎを使ったハンバーグ」を開発。
冷凍ハンバーグとしては高額(410円)にもかかわらず、「ヘルシーかつ美味」で月間1万5,000個と絶好調だそう。
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「糖質を抑えたクロワッサン」
「糖質を抑えたクロワッサン」を山崎製パンとウエルシアが開発。
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糖質30%オフのパンを開発、健康を意識したオリジナル商品が販売されています。
北海道を中心に関東にも出店を始めた「アインズ&トルペ」になると、女性をターゲットにルームウェアまで販売を始めたといいます。
今やドラッグストアは単に商品を安く販売するだけでなく、プライベートブランドで魅力ある商品を打ち出してきています。
見逃せない、ドラッグストアの使いやすさ
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多くのドラッグストアの取扱品目は、医薬品や介護用品、化粧品からお菓子、飲み物、日用雑貨などなど。
コンビニより多く、スーパーよりやや少ないといったところでしょうか。
消費者の立場からすれば、食品のついでに薬や日用品が購入できるのですから、ドラッグストアは時間も節約できるともいえそうです。
ましてやスーパーのように店舗が広すぎることなく、すべてが同じフロアにあり、ささっと買い物しやすいですね。
最近では、わざわざコンビニに行かなくてもATMの利用や公共料金の支払いもできる店舗まで出現しています。
スーパーによくあるアルカリイオン水の無料サービスも、ドラッグストアのよくあるサービスの一つです。
営業時間も長く、24時間営業の店舗まででてくる至れり尽くせりぶり。
多くの店舗で導入されているポイントは、ポイント〇倍デーやシニアデーなど還元されるサービスにも力が入っています。
中でもウエルシアでは以前の記事でも紹介したように、毎月20日には利用店舗が多いTポイントが1.5倍利用できます。
一体どこまで進化していくのか、お得で便利なドラッグストアに注目してみませんか。(執筆者:吉田 りょう)