転勤や大学進学時、または新居を構えた時など、住居を替えるときにはお金がかかるものです。
賃貸でもマイホームでも新しい家に入居する前に知っておきたいお得情報をまとめてみました。
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目次
家の契約を行う前や引っ越しの見積もりで受けられるサービスを知っておく
家を借りる場合や買う場合、契約成立で祝い金がある業者もあります。
引っ越しエリアなどが大まかに決まった段階で可能なら確認するとよいでしょう。
引っ越しが決まったら、引っ越し業者に見積もりを取ると思いますが、比較によってコストダウンや無駄を省くことができるだけでなく、サービスが受けられる場合もあります。
時間が許すのであれば見積もりはお得です。
また、見積もりの際には、時間帯や日にちで価格が変わることもあるので教えてもらうとよいでしょう。
通信費をまとめて根本的に見直す
インターネットを契約する場合、申し込み方によってはポイント還元や割引率が高くなります。
事前に調べて比較してからお店を選ぶべきです。
またインターネットとスマートフォンや携帯電話とセット契約にしてしまうことで安くなるプランもあります。
番号やアドレスが変わることに抵抗がなければ、新天地で根本的に見直すと大幅なコストダウンが見込める場合もあります。
固定電話を引く際も、その必要性をよく考えるとよいでしょう。
家具や家電は自治体や地元の情報を手に入れる
家具や家電は引っ越しの距離によっては送るより、買い直す方が安くなる場合もあります。
家具はリサイクルプラザなど自治体のリサイクルを利用するのも手です。
抽選がある場合もありますが良質な家具が低価格でそろいます。
大学では卒業生が不要な家具を格安で譲ることも多くあるので、進学先の大学などに問い合わせるのも手です。
私の母校では、卒業生が不要な家電から家具まで無料で寄付しています。
新生活でわくわくし、初めから完成した空間づくりにいそしむ気持ちもわかりますが、コストを抑えたいのであれば、急いで買いそろえてしまわないこともポイントです。
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入居したはじめに光熱費の節約設定を行う
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電気や契約では初めに必要なアンペア数を確認して契約を見直すとよいでしょう。
電気やガスは自由化で比較できる物件では比較するのも大事です。
朝方夜型など、生活に応じてプランを見直すとよいでしょう。
まず1か月住んでみて、コストダウンを図ってもよいかもしれません。
光熱費の支払いはできればクレジット一括払いにするとよいでしょう。ただしクレジットの引落口座は、入金に気をつけてください。
口座引き落としの方が割引が大きい場合もありますので、そこも比較するとよいでしょう。
住み始めると同時に、給湯温度や家電の基本設定をチェックしましょう。
冷蔵庫の温度、空調器具の温度設定、パソコンを省エネモードにするなど住み初めからまとめて設定しておくだけで光熱費の節約になります。
可能なら節水シャワーなどの節約グッズを導入してしまうのも手です。(執筆者:小柳 結生)