大きな買い物をしていないのに、気付いたらお金が減っている…
主婦あるあるですよね。
いきなり厳しい節約を取り入れるのはツラすぎますし、続きません。
まずは、貯めるために「気付いたら無くなっているお金」を減らすと考えましょう。
ここではやめるだけで絶対にお金を使わずに済む習慣について、絶賛共働き&子育て中の筆者がピックアップした4つを紹介していきます。
早速、チェックしていきましょう。
目次
1. 自動販売機の利用
とっても便利な自販機。

仕事場で、通勤通学の間に…ついつい買ってしまうことがあるでしょう。
最近は自動販売機の価格は1本130円が主流となっていますね。
中には1本100円の自動販売機もありますが、どっちにしろよく考えるとこれって結構な額なんです。
・130円×20日で 2,600円
・1年だと 3万1,200円
になってしまいます。
前もって、スーパーなどで缶コーヒーを買っておけば、この出費を少しでも減らすことが出来るでしょう。
ネットなどでまとめ買いをしておけば、買い物に行く手間も無く、缶コーヒーの単価を下げることは簡単です。
便利なものは必然的に高い買い物なのだ…ということに気付き、自販機の利用を止めることが懸命です。
2.コンビニATMの利用
身近にあって、とっても便利なコンビニ。
お金を下ろすだけ…と思ってコンビニATMでついついお金の引き出しをしている人も多いハズ。

でも、塵も積もれば…なのが
です。
今や多くの銀行の取り扱いがあり、24時間取引が出来る銀行まであるのです。
ただし、そこで失うのが「手数料」。
ゆうちょ銀行で見てみましょう。
セブン銀行

時間帯・曜日によって
108円から216円。
引き出すにも、預けるにも同額の手数料
がかかります。
ローソン・エイティエム・ネットワークス

こちらも
引き出し、預け入れともに時間帯・曜日によって、108円から216円の手数料が必要になります。
・1ヶ月で、326円
・1年で、3,888円
の出費になります。
こう見ると、案外まとまった額をただ手数料として支払ってしまっているということがわかりますね。
3. カードローンの利用
一昔前までは、キャッシングやローンと聞けばかなり重たいイメージがありました。
最近は、クレジットカード1枚あればコンビニで簡単にお金を借りることが出来るものもあります。
「お金を借りる」ためにたてるべき保証人や担保も要らないため、身近なものになってきているのです。
審査のスピードも早く、限度額の範囲内で自由に借り入れが出来るため「ちょっと今月は出費がかさんだから…」なんて、決まった使途が無くても借りてしまえるのです。

問題なのは、
借りた後。
返済についてです。
借り入れをすると、必然的に借り入れた額分の金利の返済も必要になります。
カードローンで背亭できる上限金利は「出資法」で年20%と制定されており、さらに「利息制限法」でも上限金利について決められています。
二 元本の額が10万円以上100万円未満の場合 年1割8分
三 元本の額が100万円以上の場合 年1割5分
返済期間が長くなればなるほど、当たり前ですが金利として支払う利息が増えていきます。
返済できる目安が近々にあるのであればまだ傷は浅く済みますが、10万単位での借り入れに対して数千円ずつの返済であれば、利子の支払いで気付けばお金が無くなってしまいます。
いくら便利で、誰にも迷惑をかけずまとまったお金を手に出来るからといって、安易な利用はお金が貯まらない体質を加速させてしまうので注意が必要です。
4、サブスクリプションの利用
月額料金を支払って、スマホで雑誌や漫画を読んだり、動画を見たり…最近では洋服のシェアサービスなどもあるサブスクリプション。
毎月一定額が自動的に支払われる対価として、特定のサービスや商品を提供してもらうというシステムです。

スマホやクレジットカードで簡単に決済出来てしまうためついつい利用開始しやすく、利用しなくなっても解除し忘れて支払いが継続していた…なんてことも。
例えば、
年間2万4,000円!
これだけの額があれば、好きな漫画を全巻買ってもおつりがくるくらいです。
気軽でお得…なようで、案外長い目で見るとかなりの額を使ってしまっているということがわかります。
ワンクリックで契約でき、支払いも見えないためについつい「出費」であるとの認識がしにくいのも問題点。
気付いたらお金が無くなっている…という現象は、まさにこういった部分での浪費が原因なのです。
実践できそうなところから
どれも皆、当たり前のことなのですが、ついつい便利で利用してしまいがちなものです。
貯金出来る体質にするには節約をすることも大事ですが、「使うお金を減らす」ことも大事。
ここに気付いて日常の些細な出費を避けることが出来れば、気付けば「今月はお金に余裕がある!」とお財布が温かくなることでしょう。
ぜひ、実践できそうなところから取り入れてみてください。(執筆者:三浦 希枝)