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トルコリラが熱いです。
現在、日本列島は連日猛暑に襲われていますが、通貨をめぐる戦いも負けずにヒートアップしています。
トルコの金利は17.75%と他の国とは比較にならない高さですが、この高金利を巡って、熾烈なしのぎ合いが続いています。
まずは現在のトルコリラ/円の相場を見てみましょう。
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年初からのトルコリラ/円相場ですが、5月と6月に、
と矢継ぎ早に政策金利を引き上げたために、それまでのトルコリラの急落に歯止めがかかってきました。
7/27現在は底固めが続いている状態です。
7/24にトルコの中央銀行が金利据え置きを発表したことで、底値のボックスゾーンの下限付近まで来ています。
市場予想では18.5%への利上げがあるのではないかということでしたが、目先は期待を裏切られた格好です。
しかし、すでに17.75%の高金利になっているので、ここからの舵取りは難しいところです。
今のところ、チャートを見る限り、
といったところです。
目次
スワップポイント100円付近が続出
国内のFX業者でも、トルコリラ/円のスワップポイントが、一日100円近い会社が続出しています。(7/25時点)
・GMOクリック証券: 101円
・SBIFXトレード: 96円
・みんなのFX: 94円
トルコリラ/円を1トルコリラ=22.90円で計算すると、1位のヒロセ通商の110円の場合、1万単位の年間のスワップ利益が4万150円。
22万9,000円の投資で4万150円の利息
年利17.53%でちょうど政策金利と同じ水準になります。
トルコリラ売り方と買い方の攻防が続く
トルコリラを買ってスワップポイントを受け取ろうとする方は当然「買い方」になります。
しかし、ここまではトルコリラの「売り方」が勝ちを収めてきました。
利上げが行われた5月以降はイーブンといった状態です。
果たしてこれからトルコリラの劇的な反騰があるのか、底割れしてしまうのか、目が離せません。
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これからの予想
トルコリラが極端に弱くなっているので予想は難しいです。
しかし年率17.75%の金利が大きいことも確かです。
まずは底値をキープして反発するかどうかが鍵になります。
24円の節目を超えて円安になれば、しばらくは上昇トレンド(円安トレンド)になるでしょう。
底値買いのチャンスではあります。(執筆者:岡 隼人)
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