不労所得に近い性質の収入が得られる投資として人気の、ソーシャルレンディング。
しかし投資である以上、ソーシャルレンディングにもいくつかのリスクが存在しています。
では具体的にソーシャルレンディング投資をする時には、どのようなリスクに気をつける必要があるのでしょうか。
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目次
1. 運用期間中の引き出しができない
ソーシャルレンディングは
という、投資スキームです。
つまり金利収入が投資家の収入となるわけです。
お金を貸しているわけですから、融資を受けた側がそのお金を必要としている期間は自由に返金を要求することはできません。
ソーシャルレンディング案件の運用期間中は、自分のお金であっても契約を解除して引き出すことができないのです。
他の投資にお金を回したい時でも、ソーシャルレンディング投資をしていると資金を拘束される点に注意をしておきましょう。
2. 融資先の会社の名前がわからない
ソーシャルレンディングはお金を貸し出して金利収入を得る投資であるため、貸金業法にのっとって運用されています。
貸金業法では、不特定多数の人間から集めたお金を貸す時には、融資先の名前は明らかできません。
そのためソーシャルレンディング投資の際に、公開される情報は、融資先がどのような事業を行っているか、担保はどのようなものかなど、一部に限られています。
融資先の会社を特定できるような名前の開示は行われていません。
そのため融資先の会社がどのような会社であるか、自分で情報を集めないといけないというリスクがあるのです。
3. 中小企業が多く、事業者リスクが存在する
ソーシャルレンディングは、日本ではまた新しい投資手法であり、運営している会社も小さな会社が多いです。
2014年2015年前後に創業した会社が多く、各社の社員数も10名前後と少ない会社が多いです。
中小企業が多いということは、ソーシャルレンディングを運用している会社自体が倒産するリスクが存在します。
どの会社でも、信託保全が行われていないため、投資したお金が会社の倒産時に失われてしまう恐れがあるのです。
一方で、SBIソーシャルレンディングのように知名度の高い会社の子会社もあります。

ロードスターキャピタルは東証マザーズに上場しています。
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安定した投資先を選びたいのであれば、このような会社を中心に投資していきましょう。(執筆者:長嶋 茂)