筆者はここ1年ほど、100均でいろいろなキッチンアイテムを買い、その使い勝手を試しています。
つい最近も、環境に優しくコスパも高い3つのアイテムを見つけました。
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今回は、それらのアイテムを実際に使ってみた感想に加え、各アイテムのおすすめポイントについてご紹介します。
目次
ペーパーストロー(ダイソー)
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最近、環境保護の観点から注目を集めている「ペーパーストロー」。
最近は多くのお店でみかけるようになりました。
100均各店でもデザインがかわいいペーパーストローを販売中。
お店の目立つところに置いてあり、お客さんが手に取っている姿をよく見かけます。
そこで筆者も近所のダイソーでペーパーストローを買い、その使い心地を試してみました。
使い勝手はプラスチックのストローとほぼ同じ
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ペーパーストローで麦茶を飲んでみました。
口に触れた感じがプラスチックストローと若干違いますが、プラスチックストローと同じように飲めます。
ストローは厚紙でできており、とても丈夫です。
また、内側は蝋引きされており、水をはじく構造になっています。
飲み物を飲む間にストローがふやけることもなく、飲んだ後も濡れた部分がほとんど飲んだ後も型崩れしていません。
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使用前は「紙のストローなんてすぐダメになるのでは?」と思っていましたがとんでもない。
思った以上にしっかりとできていて驚きました。
どの自治体でも「燃えるゴミ」として出せるのが魅力
実は、ペーパーストローの最大のメリットは、どの自治体でも「燃えるゴミ」として出すことができる点です。
多くの自治体ではプラスチック類は燃えないゴミとして分類するため、従来からあるストローは燃えるゴミと分ける必要がありました。
しかし、ペーパーストローなら分別の手間が省けます。
また、プラスチックと違い、口に入れたり燃やしたりしても、有害物質が出る心配がほとんどありません。
もちろん、コスパが高いのも大きなメリット。
ストローのデザインが変わるタイミングで買うと半額(税込54円)になっていることもあるのでダイソーを訪れた時はぜひ買ってみてください。
ジュートベジタブルストッカー(ダイソー)
次にご紹介するのは、ダイソーの「ジュートベジタブルストッカー」、昔からある麻の野菜袋です。
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筆者は2袋買い、それぞれの袋にタマネギとジャガイモを入れました。
色違いのデザインなので、どちらに何が入っているかの判別がつきやすいです。
通気性のよさはバツグン! 丈夫で縫製もしっかりしている
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野菜を入れてから1か月近く経った写真。思った以上に保存状態が良好です。
麻の通気性のよさや吸湿性のおかげで、暑い時期にもかかわらず野菜が傷みにくい! これは買ってよかったと思いました。
100円にしては縫製がしっかりしているのも、この製品の大きなメリットです。
重さのあるものを入れてもまったく問題なし。よほど乱暴に使わなければ長く使えそうです。
今後はさらに袋を買い足し、そこに他の根菜類を入れて保管することも検討しています。
シリコーンあく取り落とし
最後にご紹介するのは「シリコーンあく取り落とし」です。
煮込み料理のアク取りと落しぶたを兼ねた商品です。
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パッケージの写真では、落し蓋の裏側にアクがつくというイメージですが、実際に煮込み料理で使ってみたところ、穴の部分からあくが浮いてきました。
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そこで、そっとふたを引き上げてみたところ、見事にアクがとれていました。
もちろん、落し蓋の役割もしっかり果たしており、煮物の具によく味がしみました。
煮汁を減らすことなくアク抜きができ、ゴミも出ない
長年、アク抜きはキッチンペーパーに吸着させる方法を取っていました。
ただ、その方法だとだし汁が減ってしまいますし、煮物をやるたびにゴミも出ます。
しかし、この落し蓋はあくだけ取ることができます。
また、落し蓋を洗う前に三角コーナーの上でたわしを使ってアクを払えば、ゴミも出ず下水の汚れも最小限に。
そう考えると、簡単にあくが取れて環境にも優しい、おまけにコスパもよい。これはお買い得だなと思いました。
機能的なキッチンアイテムを探すならまず100均に行ってみよう
今回は、「環境に優しい」、「機能的」、「コスパがよい」の3拍子揃った、ダイソーのキッチンアイテムを3点ご紹介しました。
それらのアイテムを使うと、筆者もこれまで抱いていた「安かろう、悪かろう」という100均への偏見をあらためざるを得ません。
100均では随時新しいキッチンアイテムが店頭に並びます。ぜひこまめにチェックしてみてはいかがでしょうか。(執筆者:大岩 楓)