住み慣れた自宅でいつまでも生活したいと思っている高齢者は多いでしょう。
いつまでも自宅で生活するためには、自分のことは自分でできる能力を維持していく必要があります。
そこで今回は、自宅で生活する高齢者でも自分で使うことができる100円グッズを3つ紹介します。
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目次
1. ペットボトルのふたを楽に開けられる「ペットボトルオープナー」
まず初めに紹介するのが、ペットボトルのふたを簡単に開けることができる「ペットボトルオープナー」です。
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今年のような猛暑では、自宅でスポーツ飲料や経口補水液を飲む機会のある人も多いでしょう。
しかし、ペットボトルのふたはある程度力がないとなかなか開けられないもの。
家で一人でいることが多い人や、一人暮らしもしくは高齢の二人暮らしなどの場合、飲み物はあるのにふたが開けられずに飲めなかった、という例もあります。
そんな時に「ペットボトルオープナー」を使えば、簡単にふたを開けることができます。
この商品のように、缶のプルトップも開けられる機能が付いたタイプもあり、缶ビールを飲んだりする人にももってこいです。
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2. ふたが固いビンもおまかせ「マグネット付きビンオープナー」
ふたが固くてなかなか開かないものと言えば、ビンのふたですよね。
広口のびんのふたも開けられるのが、この「ビンオープナー」です。
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柔らかい素材なので、ペットボトルオープナーのようにサイズを選びません。
いろいろなサイズのビンに対応できます。小さい部分はペットボトルはもちろん、しょうゆやマヨネーズなどのふたを開けるのにも使えます。
マグネットがついているので、冷蔵庫につけておけば失くす心配もありません。
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3. 1日分を取り外すことも可能「7DAYSピルケース」
自宅で生活する人にとって、薬の管理は自分で行わなければならない大切なことの1つです。
この「7DAYSピルケース」は一週間分の薬を朝・昼・夜・寝る前に分けることができます。
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それぞれに印字がしてあるので、とても分かりやすいです。
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また、このピルケースは1日分を取り外すことができるので、外出する際に持ち運ぶことも可能です。
家族で外食するときなどに持っていけば、飲み忘れの心配もないでしょう。
まとめ
介護グッズというと、介護を必要とする人や介護する人が使うものというイメージが強いでしょう。
今回紹介した3つの商品は、少し力が落ちてきたもののまだ自分のことは自分でできる人が、今ある能力を維持するために使うものばかりです。
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現状を維持していつまでも元気に過ごしてもらうためにも、今回紹介した商品を活用するのも良いのではないでしょうか。(執筆者:中村 楓)