景気や異常気象などによって左右される食品の価格。
節約は主婦にとって永遠のテーマですよね。
ただ、節約のコツはたくさんあるために、何から手を付ければ良いのか分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方にオススメなのは、
ということです。
そこで今回は、無理なく節約につながるお買い物のコツについてご紹介します。

目次
スーパーのハシゴは非効率でしかない!
少しでも安いものをと日々チラシとにらめっこ。
と目星を付けて、あちこちのスーパーに出かけて買い物をする毎日。

私もつい先日までは、それが賢い買い方だと思っていましたし、節約のために必要なのだと信じて疑っていませんでした。
しかし、安く購入できた食材の他にも、行く先々のスーパーで「ついで買い」をしてしまうことも。
帰宅後、冷蔵庫にしまう際に「これ必要じゃなかったな」と思っても、後の祭りです。
したがって頑張っていたわりには、家計簿の数字に改善は見られませんでした。
しかも、あちこち駆けずり回ったことによる疲労感を感じ、食事の準備がおっくうになってお総菜に頼ることもしばしば。
車で出かければガソリン代もかかってくるので、トータルで見るとかなり非効率だという結論に達しました。
まとめ買い→献立化がポイント
ベテランの主婦でも意外とやってしまいがちなのが、「献立を決めてから買い物に行くこと」です。
今日はこれを作ろう!と決めてからスーパーに入ると、意識がすでに必要なものだけに向いています。
たとえ特売品が目の前に置かれていたとしても、それに気が付くことは少なく、お目当ての、しかもそう安くもない食材に手を伸ばしてしまうのです。
そもそも順序が逆なのです。
(OK)安く手に入る食材を買う →手持ちで作れる献立を考える
献立を考えて必要な食材を揃えるのではなくて、安く手に入る食材で作れる献立を決めるべきなのです。

手元にある食材だけであれこれ献立を考えることは、長年、主婦を経験されている方ならたやすいことですよね。
この順序で進めるだけでも、随分ラクに節約することができるのです。
時は金なり。時間は有効活用しよう

節約というとお金のことばかり目が行ってしまいますが、実は、時間も資産のひとつです。
例えば、1時間900円のパートをしていたとして、たかが数円、数十円の差額を追い求めてスーパーをハシゴすることで1時間を費やしてしまったら、それはつまり900円のロスが出ているとも考えられます。
必要なことに使うのが「消費」、無駄に使うのが「浪費」だとすると、スーパーのハシゴは、まぎれもなく後者。
時間は有限です。
その貴重な時間を無駄遣いするなんてナンセンス!
消費と浪費を意識して、お金と時間に振り回されないように賢く行動してきましょう。(執筆者:橋 正子)