浪費が治らないとお嘆きの方にお薦めしたい「質問」があります。
私も半年前までは全くお金が貯められない浪費家でした。
しかし、この質問を知ってからピタリと浪費が止み、ひと月マイナス2万円からプラス1万円貯められる体質に変わりました。
この質問を自分に問いかけるだけで、浪費にストップがかかります。

目次
「それは必要? 欲しいだけ?」
この言葉を知ったのはお金の専門家、横山光昭氏の本です。
(「貯められる人は超シンプル」 大和書房より抜粋)

アメリカではお金の教育が盛んですが、子供に
と尋ねるそうです。
これは我々のような浪費家にも深く刺さる質問です。
この問いかけは例えば、こんな時に使います。
目の前に特売品の商品があります。
ふだんは1つ300円なのに、今日は3つで698円。
自分でもよく使う品物です。
何も考えなければ飛びつくでしょう。
でも、自宅にまだ在庫が2つも残っていることを思い出します。
1か月くらいで1つ使い切る商品です。

これは「欲しいだけ」ですね。
在庫が尽きるまでの2か月にまた特売することが想像できるからです。
もし在庫が全くなければ「必要」です。
ショーウインドウに素敵なワンピースがあります。
そろそろワンピースが欲しかったし買おうかな。
気に入って着てたワンピースも古くなったし、買い替え時期になった。

本当に気に入った服なら「必要」です。
他でも手に入る、値段に釣られたなら「欲しいだけ」だと判断します。
「必要」と「欲しいだけ」の基準は?

「必要」と「欲しいだけ」の区別は人それぞれ。
私にとっては欲しいだけのものも、別の人にとっては必要なこともあります。
私の場合、この基準を「健康的で文化的な最低限の生活を維持するもの」にしています。
・靴は高くても履きやすいものにする。ただし買うのは年に1回。
・ファッションは興味がないので、ファストファッションやUSED品などで十分。必要最低限な数だけ購入。
・本やネットコンテンツは予算を決める。
ファッションを優先したいならこだわりアイテムを決める(靴、ジャケットなど)、買う予算を決めると良いでしょう。
これで「文化的な最低限度の生活」は送れます。
ゲームが好き!という方は予算、特に課金額を決めておきます。
ゲーム課金は目の前で現金を払うわけではないので、課金するたびにメモしましょう。
クレジットではなくプリペイドカードで支払うと管理が楽です。
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買い物から遠ざかる

浪費家の人は買い物の回数が多い傾向があります。
あれやこれやと迷う前に「買い物を減らす」ことも大事です。
日常でお金を落とす機会はたくさんあります。
コンビニ、スーパー、駅の売店…これらから遠ざかるだけで節約になります。
スーパーには週に一度だけ、など買い物の回数を決めましょう。(執筆者:大島 えなが)