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ポイントがっつり貯めたい

クレジットカードを1枚に絞って利用し、ポイントを効率的にためようとしている人は多いと思います。
確かに、多くのクレジットカードを保有していると管理が大変ですし、ポイントの効率性や年会費のことを考えてもクレジットカードの保有枚数は少ないほうがいいでしょう。
とはいえ、1枚だけでは困ってしまう状況もあります。
1. カードが使えない
磁気やICチップの不良があると、店頭でクレジットカードが使えなくなってしまいます。
クレジットカードを財布に入れて大切に扱っていたとしても、圧力や汚れ、強い磁気などの影響でエラーとなってしまう可能性はあります。
このような時に、もう1枚のクレジットカードがあると安心です。
2. 1部のカードしか使えない店
クレジットカードには、VISA、Master、JCBなどのカードブランド(国際ブランド)が存在しています。
どのカードブランドが利用できるかは、お店によって異なります。
小さな店舗の場合、JCBのみ利用可能となっていて、その他のカードブランドは利用できないケースもあります。
持っているカードが利用できず、現金も持っていないと、商品購入を諦めなければなりません。
また、ネットショッピングでも、すべてのクレジットカードが利用できるとも限りません。
サイトによってはVISAとMasterしか利用できず、日本のカードブランドであるJCBが利用できないような事もあります。
たいていの場合、クレジットカード以外に銀行振込や代金引換で購入することは可能でしょうが、クレジットカード払いに比べると手間が多くかかってしまいます。
複数のブランドのクレジットカードを持っていると、このようなケースでも対応しやすいでしょう。

3. カード会社がカードサービスを終了
少ないケースですが、カード会社がクレジットカードの取り扱いを終了することもあります。
もちろん、事前に案内はあるのですが、終了と同時に今まで利用していたカードが使えなくなってしまいます。
公共料金などの継続的な支払いに、クレジットカードを利用していた場合は、支払方法を変更するか、別のクレジットカードに変更する必要があります。
また、そのカードでETCカードを発行していた場合は、ETCカードも利用不可となってしまいます。
クレジットカード取り扱い終了の案内があった時点で、新しいカードを申し込めばよいのですが、時間がかかることもありますし、再度、審査が必要です。
突然、取り扱い終了の案内があったとしても、もう1枚のカードを持っていれば、ある程度の余裕をもって対応できるでしょう。
カードブランドが異なるカードをもう1枚用意

クレジットカードが1枚だけでは不安となる事例をいくつか紹介しました。
不必要に多くのクレジットカードを保有することはありませんが、1枚だけでは困ってしまうケースもあります。
ショッピングの利便性も考慮すると、カードブランドが異なるクレジットカードをもう1枚ぐらいは保有したほうが良いかもしれません。(執筆者:潮見 孝幸)