2018年10月、ジャックスが「アンドロメダカード」の募集を開始しました。
Google Payの利用がよりお得に、より楽しくなるカードで、アンドロメダ銀河がデザインされたカードです。
アンドロメダカードのメリットやデメリット、他のカードとの比較も紹介します。

目次
アンドロメダカードのメリット
ポイント還元率最大2%
アンドロメダカードの月間ショッピング額100円ごとに、1ポイント付与されます。
貯まったポイントは1ポイント=1円相当の価値があるため、通常のポイント還元率は1%です。
その他、利用シーンやジャックスモール利用の有無によって、ポイント還元率は以下のようになります。

第1日曜日とジャックスモールが、ポイントアップの近道です。
貯まったポイントはGoogle Payの利用から自動請求時値引きで失効の心配なし

貯まったポイントは、毎月15日ごろまでに1ポイント=1円として「Google Pay専用デポジット」に自動変換されて付与されます。
そして、Google Pay(店頭QUICPay決済)の利用代金からGoogle pay専用デポジット金額分を、自動で値引きして請求されるので、ポイント失効の心配がありません。
「食べログ mastercard priceless dining」の優待を受けられる

アンドロメダカード会員は、食べログとマスターカードが提供する優待サービス「食べログ mastercard priceless dining」で、
・ウェルカムドリンクサービス
・デザートサービス
・最大15%オフ
のいずれかのサービスを受けられます(店舗によって異なる)。
食べログ人気店を含む約600店舗が対象で、比較的お手頃な店が揃っていますので、使い勝手抜群です。
アンドロメダカードのデメリット
Google Payを利用していない人には不向き
アンドロメダカードで貯まったポイントは、自動的にGoogle Pay専用デポジットに変換されます。
Google PayはFelica搭載のAndroid端末でのみ利用可能ですので、iPhone利用者やガラケー利用者には不向きです。
電子マネーのクレジットチャージにも不向き
アンドロメダカードは、税金支払いで便利な「nanaco」や利用店舗が多い「楽天Edy」など、電子マネーにクレジットチャージでポイントがことごとく付与されません。
ジャックス会員専用の優待サービス「J’sコンシェル」を利用すれば、nanacoギフトが1%オフで購入可能ですが、すぐにギフトが届くわけではありません。
国際ブランドがマスターカードのみ
アンドロメダカードに搭載可能な国際ブランドはマスターカードのみで、VISAやJCBは選べません。
すでにマスターカードを持っている人にとっては、海外旅行のお供として若干心もとないかもしれません。
海外旅行保険が付帯しない
アンドロメダカードには最高1,000万円の国内旅行保険が利用付帯するものの、海外旅行保険が付帯しません。
マスターカードしか選べない国内ブランドと合わせて、海外旅行にはあまり向いていないカードかもしれません。
REXカードとの比較
ジャックスが発行するクレジットカードには、「REXカード」もあります。
アンドロメダカードとREXカードを比較してみましょう。

全般的に、REXカードがアンドロメダカードの上位互換という感じです。
ポイント付与率、ポイントの使い勝手ともにREXカードが上回りますし、海外旅行でもREXカードの方が使いやすそうです。
Google Pay利用、第1日曜日の利用でお得なアンドロメダカード

アンドロメダカードは、貯まったポイントがGoogle Pay専用デポジットに自動変換され、Google Pay利用時に自動値引きされますので、Google Pay利用者にはお得なカードです。
さらに、第1日曜日のショッピングでポイント還元率が0.5%アップするのも、他のカードにはない特徴です。
ただし、海外旅行保険が付帯しない、マスターカードしか選べない、ポイントの使い勝手がよくないなどのデメリットがあるので、気になる人はREXカードも候補に入れましょう。(執筆者:角野 達仁)