海外で現地通貨を最もお得に手に入れる方法が、クレジットカードを使ったキャッシングです。
この方法だと公示レートと実際の取引レートの差が小さく、しかも詐欺にあう心配なくお金を調達できます。
しかし「貸付」になるため、利子が高いのが難点です。
この利子をできるだけ発生させずに返済する方法をお伝えします。
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目次
借りてから返すまでの時間が短ければ短いだけ、利子は少ない
クレジットカードのキャッシングは返済が完了するまでの日数に対して利子がかかります。
そのため、少ない利子で返済するには「借りたあとなるべく早く」返すのがポイントです。
キャッシングの返済は、クレジットカード会社から請求書が届いたあと、最初の引き落とし日にならなければ返せないと思っている人がいるかもしれませんが、そんなことはありません。
指定した取引の返済だけを先行して行うことも可能です。
筆者の場合は、海外でキャッシングした翌日に、クレジットカード会社のカスタマーセンターに電話をかけ
と確認するのです。
すると、日本円でのその日の返済金額を計算して教えてくれます。
指定された金額をその日のうちに、指定された口座に振り込めば返済完了です。
海外からでも、インターネットバンクを使えばオンラインで返済できる
海外にいるのに、どうやって銀行にお金を振り込むの? と疑問に思われた人もいるかもしれませんが、インターネットバンクや、銀行のネットバングサービスを使えば可能です。
ログインして送金したい口座を選択し、金額を入力すればOK。
ネットバンクの場合、一定の条件を満たせば振込手数料が無料となることもありますので、事前に条件を確認しておきましょう。
Skypeを使えば、安い電話代で電話できる
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海外から日本のカード会社のカスタマーセンターに電話をかけると、国際電話になります。
スマホやホテルの電話で発信すると、電話代だけでかなり高額になってしまいますが、Skypeを使えば1分7円で発信できます(事前にSkypeにチャージが必要)。
5分話しても35円と考えると、とても安いですね。
日本に帰国してから入金した方が安い場合も
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クレジットカードのキャッシングは、ATMから入金して返済もできます。
それほど多くの金額をキャッシングしなかった場合や、借りている期間が短い場合、自宅の近くに利用しているカードのATMがあり、すぐにATMから入金できる場合は、海外から振り込むのではなく、帰国後ATMから入金したほうが安上がりな可能性もあります。
ネットバンクの振込手数料が無料になるのか、交通費をかけなくて良い場所にATMがあり、すぐに入金できるかといった条件により、安く返済できる方法が変わるのです。
筆者の場合はマイナーなクレジットカードを利用していたため、カード会社のATMがある場所まで電車で移動する必要がありました。
交通費より振込手数料のほうが安かったので海外からネットバンクで振り込んでいます。
「自分はどうするのがお得なのだろう」
と疑問に思う場合は、出国前にクレジットカード会社のカスタマーセンターに電話をかけ
と相談してみると良いでしょう。
海外からの返済の手続きについても丁寧に教えてもらえますよ。(執筆者:草間 綾子)