スポーツの好きな子どもがいると、
って思いますよね。
でも、毎月の費用や親の出番のことを考えると「ちょっと待って!」となってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで、野球とサッカーを例にとり、そのあたりの事情を調べてみました。
目次
野球
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野球は日本で最も盛り上がるスポーツですし、子どもの頃から始める人も多いですよね。
競技人口が多いだけに各地域でも比較的練習試合が組みやすく、熱心に活動しているチームだと毎週のようにどこかと試合をしているなんてこともあるようです。
かかる費用の相場
・ユニフォームや用具代/一式で2万~3万円
・傷害保険/年間2,000~3,000円
この他にも、遠征にかかる交通費、チームでお揃いのバッグやジャンパーなどの費用、入会金や年会費などが別にかかることも多いです。
親の出番について
チームによって温度差はありますが、熱心に活動するチームほど親の出番も多いという印象です。
土日の練習場や試合場での当番(お茶出しなど)、車出しはもちろん、保護者がスコアブックをつけたり、審判や道具の片付けをしたりするなど「そこまで?」と驚くような仕事を割り振られるケースもあります。
また、役員になると会長・副会長・会計などの役もしなくてはならないので、
「親の負担が大きすぎてストレスがたまりそう…」
と思うのであれば、できるだけゆるく活動しているチームを選んだほうが良いかもしれません。
ちなみに、親の出番が多ければ多いほど人間関係のトラブルも起きやすいらしく、筆者の知人から
という恐ろしい話を聞かされたこともあります。
サッカー
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サッカーも子どもたちから非常に人気のあるスポーツですよね。
うちの息子も、小学校低学年の頃に2年間だけスポーツ少年団に所属して練習しました。
結局、運動神経があまり良くないので周りについていけず、息子本人も嫌がったのでやめてしまいましたが…。
かかる費用の相場
・ユニフォームや用具代/5,000~2万円
傷害保険/年間2,000~3,000円
サッカーの場合も、やはり野球と同じように遠征費、チームで作るバッグやジャンパーの費用が必要となるケースが多く、入会金や年会費を徴収するところもあります。
親の出番について
うちの息子が所属していたチームは、火曜日・木曜日の18時~と土曜日の10時~が練習の日と決められており、低学年のうちは親の送迎と練習の見守りが義務づけられていました。
といっても、特に当番が割り当てられることはなく、ただひたすら子どもたちが練習する姿を見学するだけ。
寒い季節は大変でしたが、今となっては良い思い出です。
水分補給の際は、各自で持参したものを飲むことになっていたので、お茶当番すらありませんでした。
役員は、高学年の親の中から会長・副会長・会計を決めることになっていましたが、ゆるく活動していたチームのせいか仕事量が少なく、役員同士でもめることもほとんどないよと聞いていました。
また、試合もあまりやらないチームだったし、日曜日は完全にお休みなので、親が疲れ切ってしまうということもなかったですね。
ゆるいスポーツ少年団の一例ということで、参考にしていただければと思います。
真剣にやるなら親もかなりの覚悟が必要
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スポーツ少年団は熱心なチームであればあるほど、親の出番も増えるため
「保護者同士のトラブルでノイローゼになりそう…」
といった悩みを抱えやすいです。
子どもが野球チームに入って活動していた知人は
「試合中はコーチの接待で忙しいし、気を使う。」
「保護者同士の派閥で雰囲気がピリピリしている。」
など、いろいろと思い悩んでいるようでした。
そこのチームは練習熱心なだけあって強かったけれど、こうした親の支えもあってこそなんですよね。
ゆるいサッカーチームしか経験のない私は黙って話を聞くことしかできませんでした。
と思うと、もともと人間関係を築くことが苦手な性格だけに、うまくやる自信はないというのが正直なところ。
子どものためとはいえ、貴重な休日を土日とも潰し、複雑な人間関係にも耐えながら頑張っているお父さんやお母さんって本当にすごいと思います。
まとめ
スポーツ少年団はクラブチームに比べれば費用が安いけれど、それでもユニフォーム代や遠征費などを合わせると年間で数万円の出費が必要となります。
また、チームによっては保護者に細かく当番が割り当てられていたり、役員の仕事がとても忙しかったりするので、そうした負担も重くのしかかることに…。
「軽い気持ちで入会したけど後悔している」という人も多いので、できるだけ多くの情報を集め、自分と子どもに合ったチームを選ぶようにしたいですね。(執筆者:畠山 まりこ)