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燃費よく走りたい
これからの時期、車で出かけることが多くなりますね。
ガソリンも値上がりしていますから、少しでも燃費よく走って節約したいです。
今回は、車の経済的な走行の仕方についてエコドライブ普及推進協議会の公式サイトよりご紹介したいと思います。

高速道路を利用する方向けに、ETCカードのポイントの取りこぼしを防ぐ方法もお伝えします。
1. 事前の計画で燃費節約
例えば、1時間のドライブで道に迷い、10分間余計に走行すると17%程度燃料消費量が増加します。
出かける前に行き先やルートをあらかじめ確認しておくならスムーズに走行できます。
渋滞回避にも役立つので、Googleマップやカーナビアプリの利用をおすすめします。
お持ちならカーナビの渋滞回避機能を使うといいです。

2. 車間距離は安全のためだけならず
車間距離を取ることは、安全のためはもちろんですが、燃費にも関係してきます。
車間距離が短くなると、ムダな加速、減速の機会が多くなり、市街地では2%程度、郊外では6%程度も燃費が悪化します。
加速と減速を繰り返す「波状運転」は著しく燃費を悪化させます。
一定の速度で走ることが燃費アップの秘訣です。
一般道路なら時速40km程度、高速道路なら時速80km程度で走るのが最も経済的です。
3. アイドリングストップで節約
10分間のアイドリング(エアコンOFF の場合)で、130ccの燃料を消費します。
エンジンもエンジンオイルも性能が良くなっているので、今は基本的に暖機運転は不要です。
長期間乗っていない場合などを除き、エンジンをかけたらすぐに出発しましょう。
5秒以上停車する場合は、アイドリングストップをすると燃料の節約になります。

4. タイヤの空気圧をチェックする
タイヤの空気圧が適正値より不足すると、市街地で2%程度、郊外で4%程度燃費が悪化します(適正値より50kPa(0.5kg/cm2)不足した場合)。
空気圧はタイヤの中の空気の温度で変化します。
秋から冬にかけては、気温が下がるため空気圧も減少します。
ガソリンスタンドで給油ついでにチェックしておきましょう。
エコドライブ10のすすめ
ほかにも注意できる点が載せられていますので、お出かけ前にチェックしてみてください。

ETCカードのポイントの取りこぼしを防ごう
ETCカードをお持ちなら、マイレージサービスに入っている方も多いと思います。
ポイントがたまれば自動で還元額に交換してくれます。
自動交換単位に達しない状態で有効期限を迎えたポイントは失効してしまいます。
少額のポイントは手動で振替が必要です。
ネット上で手続きできますので、毎年の期限である3月末までに行うことをおすすめします。
例えば、NEXCO東/中/西日本での交換単位は、
3,000ポイント → 2,500円分(手動で交換が必要)
1,000ポイント → 500円分(手動で交換が必要)
(※交換できるポイントの単位は道路事業者によって異なります。)

お出かけする時は、時間に余裕をもって、安全かつ経済的にドライブを楽しみたいですね。(執筆者:桐谷 春音)