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共働きは「仕事を休む」のが難しい
上司が気を利かせてくれたり職場の雰囲気が柔らかかったりして休みやすい環境の方もいるかもしれません。
しかし、やはり多くの方がなんとなく「休みをとりにくい」と言います。
今回は、共働き世帯の男女に、「パートナーに仕事を休んでもらいたいと思ったことはあるか、どんなときに思ったか…」について、伺ってみました。
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子ども関係のイレギュラーな対応は、平等にしたい…
子どもが体調を崩したら母親が休む…というパターンが容易に想像できます。
後は、私が体調が悪くて子どもの面倒を見てもらいたいと思った時にも休んでもらいたいと思いましたよ」(40代女性・パート)
子どもが体調不良のときにフォローするのは母親で、かつ母親が体調不良のときも根性で家事育児をかってでなければならない…ということに若干理不尽さを感じてしまいます。
それぞれの仕事の状況によって、どちらかが休むか調整したいという意見です。
もちろん、押し付け合いではなく、しっかり支え合う気持ちで調整を行いたいです。
パートナーを気遣う声。もっと休んでいいんだよ!
休むことはなにも悪いことではない…むしろ、いつも頑張っているんだから、たまには休んでリフレッシュしてほしいというなんとも優しい愛あふれる考えもあります。
もう少し休みを取ってリフレッシュしてほしいと思います。」(20代男性・会社員)
適度な気分転換があってこそ、仕事もはかどるというものです。
ぜひ、無理をせず休めそうなときは休むようにしてみましょう。
子どもの行事のときは、仕事よりプライベートを大事にしてほしいという声が…
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できることなら子どもの行事には積極的に参加したいものです。
ただ、全てのイベントに有給を消化していては、職場からの目線も冷たくなります。
入園式や運動会など大きなイベントの時はもちろん休んでくれるが、遠足や授業参観など毎月のイベントは全て私なのでなかなか休みづらい」(30代女性・パート)
遠足や運動会は夫婦そろって、参観日は交互に…といったように、休みを計画的にとって子どもの行事にしっかり参加できるのが理想形です。
むしろお互いにもっと働くべきという声も!
皆が皆「もっと休んで欲しい」と思っていないのも事実です。
むしろもっと働くべきだなんて考えの人もいました。
お互い休みもあり楽だが給料は安い仕事なので。
もっと働いて将来のためにためておきたい。
これ以上休みが増えたら生活できません」(20代男性・公務員)
残業なし、夜勤もなし…と一見落ち着いた勤務状況でうらやましくなりますが、「稼ぎたい」と考えている人にとってみれば、より働きたいと思うのかもしれませんね。
働く意義は、多かれ少なかれ稼ぐことです。
共働きの強みでもある収入面で満たされていない場合、休むよりも仕事…という考えになってしまうということがうかがえる回答です。
子どもの行事や体調不良については、夫婦で協力して分担しあうのが良さそうです。
仕事となると責任感から休みにくいと感じてしまいますが、家事や育児も立派な仕事のひとつです。
協力しあって、ムリなく両立してください。(執筆者:三浦 希枝)