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冬になると気になる暖房費
と思いますよね。
我が家はエアコンとデロンギのヒーターがあるのですが、どちらが電気代が安いのでしょうか?
今回、比べてみることにしました。
実験の結果とともに、燃費だけでは測れない「快適さ」という点も含めてご報告したいと思います。

デロンギはオイルヒーターだけではない。
デロンギと言えば、オイルヒーターですね。
しかし、なかなか部屋が暖まらないという弱点があります。
それで現在デロンギは、オイルヒーターによく似た、マルチダイナミックヒーターというものを販売しています。
オイルではなく、5つのヒーターモジュールを備えて輻射熱と対流熱により暖房し、速暖性を売りにしているものです。

さらに、コンベクションヒーターという、セラミックヒーターを搭載したパネルヒーターもあります。
我が家で使用しているこの2つのヒーターを実証に使用しました。
コストの比較
カタログ状の数値だけでは、大きな違いはないように感じます。

※カタログ値による燃費計算です。(電気代は1kWh26円で計算)参考までにオイルヒーターの電気代も載せています。
いざ実験!
8畳の洋室で実験。今回、速暖性に注目したので30分後の結果を記載しました。すべて設定温度は22度です。
エアコンは風速自動に設定、ヒーターは「中」に設定しました。

電力は、電力会社の提供する、30分別使用量を元にしています。
使い方や部屋の温度、家の環境などによって多少変わってくると思います。
実験結果
部屋の温度の上がり方は、圧倒的にエアコンが早いです。また、電気代もエアコンに軍配が上がります。
しかし、エアコンの短所は、乾燥することです。
使用時間が長くなればなるほど、どんどん部屋が乾燥していきます。また、人によっては不快に感じる風が出ています。
デロンギは、電力を消費している割には温度が上がりません。
なかなか暖まらないので、「強」にしたくなります。
そうなると一層、電気代はかかるでしょう。
ただ、風も出ず、湿度もほぼ変わることはありません。
部屋全体がほんのりと暖まる感じです。
快適さも大切!

燃費だけ気にしてエアコン使用 → 部屋が乾燥 → 風邪をひく…ということになったら元も子もありません。
というわけで、現在我が家では、朝起きたときや、帰宅時など早く部屋を暖めたい時は、
・ 暖かくなったら、デロンギのヒーターに切り替える
という方法で使用しています。
デロンギのデメリットとして、購入費もやや高いです。
しかし、快適性の面ではとてもおすすめです。エコ機能も搭載されているので、一定の温度になれば節電してくれます。
あくまで個人的な感想ですが、「快適さ、プライスレス!」だと思っています。(執筆者:桐谷 春音)