気軽に始めることができる500円玉貯金ですが、途中で心が折れて止めてしまう方は少なくありません。
今回は、500円玉貯金を失敗することなく長く続けることができる4つのコツを紹介します。
筆者も、このコツを守り続けて、年間10万円ほど貯める500円玉貯金を続けられます。
ぜひ参考にしてみてください。

目次
1. 500円玉貯金の対象になる「費用科目」を決めておく
500円玉貯金が続かない主な理由に、生活費全般の中から500円玉貯金をすると、結果的に生活費が予算よりもオーバーしてしまうことがあります。
そこで、生活費のなかでも500円玉貯金の対象になる費用科目を最初に決めると、生活費にひずみが出ることなく続けられます。
例えば、
・ 食費
・ 日用品費
・ 外食費
・ 医療費
など現金で必ず支払う変動費だけを500円玉貯金の対象にしてみるのもよいでしょう。
2. 「予算」を事前に決めておく
1か月に使える変動費がどのくらいあるのか把握していれば、その予算の範囲内で500円玉貯金をしてみましょう。
例えば、
1. 食費
2. 日用品費
3. 医療費
の3項目で毎月5万円の予算であれば、「5万円を使っていくうちに500円玉が手元にあれば貯金する」といった気負いない貯金ペースを守り続ける。
すると、500円玉貯金を自然に続けられます。
500円玉欲しさにお札を崩し過ぎて、銀行の貯金を崩してしまうことがないように気をつけましょう。
3. 1度貯めた500円玉は「ないもの」と心得ましょう
「今月の生活費がちょっと足りないから…」と、つい手元にある500円玉貯金に手を伸ばしてしまう可能性もあります。
せっかく貯めたのに安易に使ってしまうと、結局「500円玉貯金なんて、お金が貯まらない」と500円玉貯金をやめてしまうパターンが多いのも事実です。
1度貯めた500円玉は「ないお金」として認識しておくことが、500円玉貯金を失敗しないコツです。
4. 時には使う「楽しみ」も
少しずつでも確実に貯まっていく500円玉貯金も、ただ貯めるだけでは飽きてしまいます。
時には使う楽しみがないと、続ける意欲が湧いてきません。
500円玉貯金が趣味の筆者は、年に一度、家族との外食、子どもへのプレゼント、舞台鑑賞のチケット代に充てるなど、貯金生活の息抜きに使っています。
500円玉貯金を続けることに疲れた時は、思いきって使ってみるのもおすすめです。
チリツモ精神でチャレンジ

500円玉貯金は小さな貯金ですが、「塵も積もれば山となる」というチリツモ精神でチャレンジしてみましょう。
生活費に影響することなく使えるお金があると、精神的にも経済的にも余裕が生まれてきますよ。(執筆者:花見 結衣)