iPhoneなどで使える決済サービス「Apple Pay」(アップルペイ)にビューカードを登録した上でSuica関連の支払いをすると、JRE POINTが3.5%還元されるキャンペーンが、2019年4月30日まで実施されています。

この記事では、今回のキャンペーンの概要や注意点などを解説します。
目次
Suica関連の支払いでJRE POINTが還元
キャンペーン期間中に、Apple Payで「Suica関連の支払い」をすると、共通ポイント「JRE POINT」が通常の7倍の3.5%分還元されます。
ちなみに、Suica関連の支払いとは、
・ 定期券購入
・ モバイルSuica特急券購入
・ Suicaグリーン券購入など
です。
たまったポイントの使い勝手は非常に良い
キャンペーンでたまったJRE POINTの主な使い道は、以下の通りです。

筆者もビックカメラSuicaカードを持っていますが、特に重宝しているのが「Suicaへのチャージ」です。
駅のATM「ビューアルッテ」を使えばリアルタイムで交換できますので、出発間際でもスムーズです。
キャンペーンの注意点・デメリット
iiマーク(ツーマーク)のビューカード・法人向けカードは対象外
今回のキャンペーンは、あくまでもビューカードが発行する個人向けプロパーカード(ビューカード自身が発行するカード)が対象となるキャンペーンです。

イオンSuicaカード(イオンカード発行)・ANA VISA Suicaカード(三井住友カード発行)など、提携カードを意味する「iiマーク」(ツーマーク)のビューカードはキャンペーンの対象ではありません。

個人向けカードが対象なので、ビュー法人カードも対象外です。
VISAブランドのビューカードもキャンペーン対象外
また、ビューカードの中でもVISAブランドのビューカードも、今回のキャンペーンの恩恵を受けられません、
VISAブランドはQUICPay加盟店以外ではApple Payの利用ができず、Suica関連の支払いができるQUICPay加盟店がないからです。

具体的には、JRE CARD(VISA)が該当します。
キャンペーンの恩恵を受けたい人はVISA・マスター・JCBの3つの国際ブランドから選べるJRE CARD(Suica付き・定期券なし)を選ぶといいでしょう。
Suicaアプリを使うとキャンペーン対象外

いつもの癖でSuicaアプリからSuicaのチャージをしてしまう人がいるかもしれませんが、Suicaアプリから利用するとキャンペーンの対象外ですので、Apple PayのWalletアプリから行いましょう。
キャンペーンにおすすめのビューカードは?

キャンペーンに向けて新たにビューカードの発行を検討している方には、まず「ビックカメラSuicaカード」がおすすめです。
ビックカメラSuicaカードに搭載されている国際ブランドはJCBですので、キャンペーンの恩恵をしっかりと受けられます。
また、初年度年会費無料、年1回のクレジット利用で翌年度の年会費も無料と、数あるビューカードの中で唯一の実質年会費無料カードです。

加えて、新規発行されたビックカメラSuicaカードには、「JRE POINTのポイントカード」機能もありますので、加盟店でカード提示をするだけで100円(税別)につき1ポイント、カード決済をすれば0.5%分のJRE POINTがたまります。
ビックカメラ・コジマ・ソフマップでの利用でビックポイントがたまるのは、言うまでもありません。

JR東日本周辺を使い倒している人は、JRE CARD(マスター・JCB)もいいでしょう。
首都圏のアトレ・ラスカ・ペリエなどの駅ビル(JRE CARD優待店)でJRE CARDを利用すると、ポイント還元率が3.5%となり、今回のキャンペーンに匹敵する還元率だからです。
3.5%還元はかなりの破壊力
Apple Pay関連のキャンペーンは多くのカード会社で実施されていますが、ビューカードを登録したApple PayでSuica関連の支払いをすると3.5%還元は、その中でもかなり破壊力のあるキャンペーンです。
Suicaチャージはもちろん、定期券購入も対象なので、大量のポイントを獲得するチャンスも広がります。
4月30日までキャンペーンは行われていますので、ビューカードを持っていない方は申込をして、キャンペーンに参加するといいでしょう。(執筆者:角野 達仁)