節約のためにお弁当作りを頑張りたいと思っていても、忙しくてなかなか続かない人も多いのではないでしょうか。
今回はお弁当作りが続かない時の解決策をケース別にまとめて紹介します。
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目次
タイプ1:最初は楽しくてもそのうち飽きる → ご褒美を用意して習慣化
何事も長く続けるには「習慣化」が大切ですよね。
「やらなきゃ」と思ってお弁当作りを頑張っていると疲れてしまい、そのうち飽きてしまいます。
一方で歯磨きやお風呂などの毎日の「習慣」になっている行為は、面倒に感じることはあっても「飽きる」ということはないはずです。
お弁当作りや節約も生活の一部として習慣化できてしまえば、随分楽になります。
そこでオススメなのが目標を達成した時のご褒美を用意することです。
お弁当作りによって浮いたお金で自分にご褒美をあげます。
例えば今まで600円のランチを食べていたのであれば、お弁当にすることによって400~500円は節約できるので、
とします。
もちろんずっとこのサイクルでいると結局貯蓄にはつながらないのですが、最初の頃だけでもこのご褒美制にしているとお弁当作りが続きやすくなります。
そうしているうちに習慣化され、お弁当作りが苦にならなくなってきてご褒美も要らないと感じるようになるはずです。
タイプ2:献立が思いつかない → 他の人のお弁当をそのままコピー!
お弁当作りが習慣化してくると、そのうちレパートリーがなくなって献立に悩む事がよくあります。
何を入れたら良いのか分からない時には、SNSで他の人が載せているお弁当の中身をまねしてみると、考える手間が省けて楽になります。
例えばインスタグラムで「#お弁当」、「#今日のお弁当」などのキーワードで検索すると、毎日大勢の人のお弁当の中身が公開されているのでとても参考になります。
他の人が作ったおいしそうなお弁当を見るとモチベーションアップにもなるのでぜひ試してみてください。
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タイプ3:とにかく面倒くさい → 調理不要の食材や既製品を活用
お弁当の用意がとにかく面倒くさいという場合には、調理せずに食べられるような食材や安い冷凍食品を使うのがオススメです。
お弁当といっても毎日品数が多くおしゃれな内容にする必要はありません。
面倒な時はちくわをキッチンばさみで切ってご飯の上に置き、醤油をかけるだけでも充分です。
他にもカニカマなどの練り製品や缶詰などは調理不要でそのままおかずにできるので、そのような食材や既製品を活用してできる限り楽をしてみてください。
タイプ4:忙しくて時間がない → 作り置きや冷凍を活用
平日の朝は「時間の余裕が全くない!」という方も多いですよね。
朝の時間を使えない場合は前日の夜に準備しておくのがオススメです。
また、時間のある週末などに作り置きをしたり、夕飯の余りを冷凍しておけばお弁当の準備も5分でできてしまいます。
最近では事前に作ったお弁当を容器ごと冷凍しておいて平日は持っていくだけ、という「まるごと冷凍弁当」も話題になっています。
お弁当を用意したい日数分の容器が必要にはなりますが、夏場や梅雨の時期の衛生面でも良い方法です。
また、作り置きをお弁当に活用しているとどうしても週の後半にはおかず不足になってしまう事がありますが、その場合には無理に作らずに「金曜日はレトルトの日」などと最初から決めておくと気持ちも楽になりますよ。
良い節約リズムが身につきます
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数ある節約テクニックの中でもお弁当の節約効果は絶大です。
お弁当はこだわることよりも続けることが大事なので、とにかく毎日楽にできるように工夫してみてください。
あれこれ工夫しているうちに習慣になって良い節約リズムが身につくかもしれません。(執筆者:島村 妃奈)