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高齢者や介護に適した衣類とは
遠方の親や祖父母への衣類のプレゼントを考えたことがある人も多いと思います。
自分のことが全て行なえる高齢者の場合なら、特別衣類について考慮する必要はないでしょう。
本人がおしゃれを楽しめるようにすることが1番だと思います。

しかし、身体が不自由な高齢者や介護が必要な人の場合は、衣類については十分な配慮が必要です。
高齢者や介護が必要な人に対して配慮するべき点をまとめました。
(2) 肌触りが良く、地肌に触れても肌トラブルがないもの
(3) 通気性が良いもの
(4) 下着は汗の吸収に優れているもの
(5) 締め付けの少ないもの
このような点に配慮して購入する事をおすすめします。
具体的に商品を紹介
高齢者や介護が必要になってもおしゃれは必要です。
そのおしゃれに配慮しながら適切な衣類を選ぶなら、GUやユニクロの商品が安くて重宝します。
実は私の勤務する特別養護老人ホームでもGUやユニクロで購入する場合が多いです。
ズボン
下の商品はGUのものですが、2,000円程で購入できます。
ニットフリースで伸縮性に優れており、腰はゴムが通っているんで肌への負担も少ないでしょう。
室内で過ごすなら紐はしばらないでゆったり過ごす事をおすすめします。

しまむらなどでも同じような商品が安く購入できます。
上着
下の商品2点はユニクロのものです。冬場から春先にかけて重宝します。


注意:画像の金額はセール中
です
前開きのジッパーでフリースなので脱着が容易です。
購入する際のポイントとして通常よりワンサイズ上のものを選ぶとさらに脱着が容易になります。
特に車椅子に座ったまま着脱する場合は、介護現場のプロでも時間がかかりますのでゆとりのあるサイズにすることをおすすめします。
ユニクロならではの「安くて良い商品」を購入できます。
下着
私の知る限りでは下着はGUやユニクロなどでは、高齢者に適したものは販売していません。
介護用下着の最大の特徴はマジックテープ式の前開きです。
前開きならボタンでも大丈夫ですが、マジックテープの方がさらに着脱は容易です。
活動性の高い高齢者がマジックテープの下着を使用すると、自然に外れてしまうことが多いので配慮が必要です。

介護専門店ではなくて大型のスーパーなどでも販売しています。
全てジッパーでオープンになる専用の衣類もあります。

麻痺や抱縮が酷く、これらの商品では対応が難しい場合は、高額ではありますが専用の衣類にすることをおすすめします。
介護専門店なら介護に最適な衣類がたくさんありますが、今回は安くて手軽に手に入るという観点から商品をご紹介させていただきました。(執筆者:陽田 裕也)