葬儀で弔意を示す方法に弔電があります。
遠方で葬儀に駆けつけられなかった人などがお悔やみの言葉を遺族に送るだけでなく、弔電の一部は告別式の中で読み上げられるために、政治家や経営者など、少しでも名を広めるために送ることもあるでしょう。
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目次
準備しなければならない情報
電話申込みにせよ、インターネット申込みにせよ、まずは電報会社に伝えなければならない情報をまとめなければなりません。
・ 差出人の氏名
・ 送り先の会館の名前や住所や電話番号
・ 受取人の氏名
をまとめておきましょう。
特に気をつけなければならないのは受取人の氏名です。
間違えて故人の氏名にならないように気をつけましょう。
弔電は局番なしの115
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これまで弔電と言えば、NTTの局番なしの「115」でした。
固定電話から「115」をダイヤルすると、NTTのコールセンターにつながり、電報の申し込みができます。
携帯電話やスマートフォンからも「115」は、電話回線やキャリアの違いで、つながる電報会社が異なります。
につながります。
インターネット申込が分かりやすくて割安

最近では、インターネットでの申し込みも可能で、こちらの方がおすすめです。
電話よりもインターネットからの申込みの方が、価格もリーズナブルに設定されています。
これはコールセンターのオペレーターなどの中間コストを削減しているからです。
また、電話越しに台紙や文章を伝えるよりも、インターネットの画面上で、台紙や文字が確認できる方が安心です。
弔電の金額は台紙と文字数で決まる
弔電を送るのにどれくらいの費用がかかるのでしょうか。
これは、弔電の台紙とメッセージの文字数で決まります。
台紙の相場は1,000円~3,000円
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台紙にもさまざまなものがありますが、よく選ばれているものは1,000円~3,000円くらいでしょう。
紙でできた簡素なものから、刺繍、押し花、漆塗りなど、価格帯によってさまざまな台紙を選べます。
さらに最近ではプリザーブドフラワーやお供えのお線香などをセットにした弔電も用意され、高額なものでは1万円を超えるものもあります。
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メッセージの費用は1,000円~2,000円
台紙を選ぶと、次にメッセージを考えます。
葬儀に送られる弔電では定型文が選ばれることが多く、平均的な文字数は50字~100字くらいでしょう。
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NTT西日本の場合、50字の定型文で1,110円、100字の定型文で2,010円です。
自分自身でメッセージを考える場合には、ついつい伝えたいことが膨らんでしまいがちです。
その分費用がかかってしまうので、気をつけましょう。
中には、メッセージの費用をとらない業者もあります。
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佐川急便の100%子会社の「VERY CARD」の場合、台紙の費用の中に350字までのメッセージが含まれているため、費用のことを気にせずに想いのこもった言葉を伝えることができます。
「弔電」という形でお悔やみの言葉を伝えられるので、葬儀に参列できない場合は活用してください。(執筆者:五十嵐 信博)