株式を保有していると、銘柄にもよりますが株主優待として自社の製品やサービスなどが投資家に提供されることがあります。
この株主優待を目的として株式投資をしている投資家も多いでしょう。
ファンド(投資信託)を保有している投資家にも株主優待のような特典があるのをご存じですか。
ファンドを保有する投資家が受けられるかもしれない特典をご紹介します。
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目次
ETF(上場投資信託)で株主優待?
一例として、ETF(上場投資信託)の「上場インデックスファンド海外債券毎月分配(1677)」は優待実施の実績があります。
定期的に実施されているわけでないようですが、10口以上の保有する投資家に対して図書カード(500円分)が進呈されたことがあります。
投資信託(ETFを含む)では、株主優待に相当するようなものはあまり多く見られません。
このETFの優待も、2010年に日本のETFでは初めて優待を実施したということで話題となりました。
長期投資家を応援する制度
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レオス・キャピタルワークスが運用し直販している「ひふみ投信」では、「資産形成応援団」という制度が設けられています。
5年以上「ひふみ投信」を保有する投資家に対し、信託報酬の一部を還元して、その分のファンド口数を新たに買い付けてくれる特典制度です。
例えば、5年以上保有していると0.2%が還元されるため、時価100万円の「ひふみ投信」を持っていた場合は毎年2000円相当の「ひふみ投信」の口数を無償で受け取れます。
10年を超えると還元率が0.4%にアップするため、長期間保有すればするほど有利になる制度です。
分割や分配金とは関係なく、ファンドの保有者に口数をプレゼントするというユニークな制度となっています。
保有者限定のイベント
「ひふみ投信」のように直販されているファンドでは、投資家向けの特典が多いようです。
同じく直販のさわかみ投信が運用する「さわかみファンド」では、ファンド保有者限定で、投資先企業を見学するツアーなどが開催されています。
また、さわかみ投信では、長期のファンド保有者を招待する感謝会を定期的に開催しているようです。
通常の株主優待とは違った形ですが、ファンド保有の楽しみの一つに加えることができるかもしれません。
投資信託選びの新たなポイントに
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厳密にいうと投資信託を保有する投資家は、「株主」ではなく「受益者」なので、そこから得られる特典は「株主優待」とは呼ばれません。(呼ぶとすれば、「受益者優待」でしょうか。)
でも、ここで紹介したようなファンドを保有することで、株主優待と似た特典を得られる可能性があります。
もしかしたら、株主優待よりもっと楽しめるものがあるかもしれません。
ファンドを選ぶ際のポイントに、このような受益者向けの優待を加えてみるのも面白いでしょう。(執筆者:潮見 孝幸)