目次
体形や好みが変わる年代
アラフォー世代の女性の多くは、今まで着ていた服があわなくなったり、好みが変わったりする過渡期ではないでしょうか。
さらにアラフォー世代は、仕事を持っていれば働き盛りであり、主婦は子育てで毎日が忙しいです。
買いものに行く時間がありません。
しかも、今までの御用達ブランドの服は体にあわなくなっているため、新たなミセスブランドを探さなくてはいけません。
そんなときに通販は助かります。
1冊のカタログで頭のてっぺんからつま先までコーディネートができます。
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1. アラフォーの靴事情
アラフォーになると足の形も変わります。
以前履いていた細身のヒールを久しぶりに履いてみたら足が痛くなったというアラフォー女性は多いです。
足の長さは変わらないのに横幅と足にかかる体重は大きく変化していることもあります。
通販の靴は、アラフォー以上の女性の好みをよく知っています。
「ウォーキング」、「幅広」、「3E」のような魅力的な単語が並んでいます。
靴の量販店に行けばスニーカーがありますが、アラフォーには派手すぎるデザインや色が多いです。
通販の靴はスニーカーのような形でありながら、素材が革で落ち着いた色味のため、取り入れやすくなっています。
失敗から学んだ注意点
落ち着いた色を選び、実際に履いてみると一気に足元を「おばさん化」します。
さらに通販の幅広の靴は、アラフォー以上の年齢の方も対象にしているため、想像以上に幅が広いです。
歩くたびにかかとが出てしまうのですが、気づいたときにはすでに返品できないという悲しい結末になります。
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2. 着る人によってシルエットが変わる「ウエストゴムのスカート」
アラフォーになるとおなか周りが太くなります。
「大きなサイズ」に門をたたけば入るスカートはありますが、なかなか一歩が踏み出せないアラフォーも多いのではないでしょうか。
通販のウエストゴムのスカートは魅力的です。
カタログには映画「ローマの休日」のオードリーヘップバーンを思わせるようなロングのフレアスカートが掲載されています。
ロングのフレアスカートなら、足も隠せて一石二鳥と思って購入する人も多いでしょう。
失敗から学んだ注意点
実際に履いてみるとおなか周りのお肉がスカートのボリュームを数倍に膨らませます。
カタログではウエストでゴムが細くしまり、直線的にスカートが落ちています。
しかし現実は、おなかとおしりの大きさが目立ってしまい、スカートというよりも腰巻に近いものがあります。
ウエストゴムのスカートは、カタログではきれいでラクなスカートにみえますが、それは細いウエストあってのものかもしれません。
3. 「3点で1万円の日用品」は損か得か
通販のカタログをみていると、後半に「3点で1万円」という言葉があります。
選べる商品の種類は幅広く、キッチン用品から日用品まであるのです。
3点で1万円の日用品たちは、かさばるものが多く、届いたときの「こんなにたくさんで1万円!?」という一時的な「得した喜び」はたまらないのです。
「このまな板が欲しい」と思うのですが、1点だけでは4,000円程度します。
あと2点選べば3,333円になるのです。
つい「これ、あってもいいかも」というレベルの商品も選んでしまいます。
失敗から学んだ注意点
「これ、あってもいいかも」という商品は、まもなく「なくてもいいかも」になることがほとんどです。
とくにダイエット用品や美容器具は、それだけでは絶対買わないけれど「あと2点選ばなきゃいけないから」という妙な言い訳ができることで、つい手が出てしまいます。
結局、欲しかったものを4,000円で買った方が賢いのかもしれません。
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4. やたらと重い「黄色い財布」
昔から通販のカタログには「黄色い財布」があります。
占いや風水では黄色い財布はお金がたまるといわれているからでしょう。
若いときには、財布はブランドで選んでしました。
赤色の財布は「お金がアッカンベーと逃げていくからよくない」といわれたこともありますが、若いときには気にならないものです。
しかし、家計を預かるアラフォーにとっては、少しでもお金が入ってくる財布の方が魅力的になります。
カタログには、たくさんの1万円札がきれいに入った黄色い財布が大きく掲載されています。
黄色い財布には、カードがたくさん収納できるスペースだけでなく、家計と小遣いに分けられるスペースもあり、この財布1つあればすべて解決できるような気になります。
さらに、財布の隣にはフクロウ(不苦労)の鈴のキーホルダーまで掲載されていて、このセットを持っていれば最強なのではないかと思ってしまいます。
失敗から学んだ注意点
通販の黄色い財布は「これはバッグ? 」と思うくらい大きく重いです。
縁起のいい黄色い財布を捨てるわけにもいかず、結局は「ヘソクリ用財布」として家で使われてしまいます。
見ているだけでも楽しい通販カタログ
通販のカタログは、みているだけで楽しいものです。
通販を利用していれば「失敗した」と思うものもあります。
しかし、お風呂の中でゆっくりとカタログを広げ、よく考えてから注文し、商品到着を楽しみに待つプロセスは、アラフォー世代の忙しい人たちの心の癒やしになっていのかもしれません。(執筆者:式部 順子)