100円ショップは、日用品、食料品のほか、幅広い便利グッズやおしゃれな雑貨まで、税込み108円で購入できることが魅力です。
手頃な価格でさまざまな商品が手に入るので、家計の節約に励む主婦の味方というべき存在です。
しかし、1個108円という価格がゆえに財布の紐が緩みやすく、衝動買いなどの無駄使いが増えてしまう場所でもあります。
「1つのものを購入しに行ったはずなのに、結果1,000円以上使ってしまった」という経験をしたことがある方も少なくないはずです。
そこで今回は、100円ショップでの無駄使いを防ぐ方法をご紹介します。
目次
100円ショップで無駄使いしないための7つのポイント

1. 「ついで」に寄るのは避ける
100円ショップは、ショッピングモールなどの商業施設やテナントビルのなかに入っていることも多いので、何かを買う用事がなくてもフラっと寄ってしまいやすいです。
ついでに寄ると、もちろん「ついで買い」して、無駄な出費が増えてしまいます。
そのため、何の目的も持たずに100円ショップへ立ち寄るのは極力避けましょう。
2. 買うものをリストアップしておく
購入する予定のものを、スマホのメモ機能や紙に書き留めておき、リストアップしておくと無駄遣いを未然に防げます。
同時に、「リストアップしたものしか買わない」と、強い気持ちを持って買い物をすることも大切です。
3. あらかじめ予算を立てておく
買う予定がなくても、買い忘れていた商品を思い出したりして、予定外の出費が出てしまうこともあるでしょう。
そういったことも踏まえ、「今日は540円まで(5個まで)」など、予算を立てておくことも無駄買いを抑えるには有効です。
4. 100円という価格が安いか考える

100円ショップで販売されている商品のすべてがお得というわけではありません。
なかには、ドラッグストアやスーパーの方が安く購入できるものもあります。
1個108円という価格が本当に安いのかをよく考えてみることも、上手に買い物をする上で大切なことです。
5. 一度壊れた商品のリピート購入は避ける
見た目は108円という安価に見えない商品であっても、実際にはつくりがもろく、短期間で壊れてしまう商品もあります。
筆者は過去に、スマホの充電ケーブルやヘアゴムなどがたった数日で壊れてしまった経験があり、買って後悔しました。
また、こういった「壊れやすい商品」は、何度も買いなおすことで、かえって高くついてしまう場合もあります。
そのため、一度壊れた商品のリピートはしない方が、無駄な出費を抑えることにつながります。
6. 目的がかなり限定的なグッズは避ける
100円ショップには、専門的な便利グッズもたくさん販売されています。
もちろんあると便利なグッズではありますが、使い道があまりにも限定的なものは、実際なくても困らない場合が多いです。
とくに、めったに使わないような便利グッズは、いつしか引き出しの奥に追いやられ、結果ゴミとなってしまうこともあります。
「あったら便利」な商品でも、本当に必要かをよく考えて、うまくブレーキをかけましょう。
7. カートやカゴは使わずに買い物をする

無駄買いを防ぐには、カートはもちろんのことカゴも持たないことが大切です。
カゴを持っていると、自然とポイポイとカゴに入れてしまい、予定外の出費を増やしてしまいます。
目的の商品だけを手に取ったら、店内をまわらず、すぐにレジへ行くように心がけると無駄な買い物も減ります。
チリツモ支出を頭に入れて無駄使いにブレーキをかけよう
1個108円という手頃さから、予定にないものもつい購入してしまいたくなります。
ですが、「チリも積もれば山となる」という言葉があるように、108円の出費も数が増えると大きな支出になってしまいます。
魅力的な商品がたくさんあるからこその誘惑なので、「今回購入すべきもの」をしっかりと決めて、上手に買い物を行い、無駄使いを防ぎましょう。(執筆者:三木 千奈)