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ノンアルコール飲料は、増税の救世主になるか?
10月から消費税10%の品物が世の中にたくさん出回るようになります。
中でも、酒類(アルコール分1度以上の飲料)は軽減税率の対象外となっていますので、20歳以上の方にとっては影響が少なくないです。
一方、ノンアルコール飲料は消費税8%のままで購入できるうえに、今は種類が豊富になっています。

ノンアルコールビール
ノンアルコール飲料の王道と言えば、ノンアルコールビールですが、中でもサントリーの「オールフリー」はビールと同じ二条大麦麦芽の一番麦汁だけを使用しています。
参考価格:350ml 税込み117円(東急ストアオンラインショップ)
ノンアルコール缶酎ハイ
スーパーなどで販売されていて、「キリンのZERO-HI氷零」はノンアルコールの上に、シチリア産レモンを使った商品です。
参考価格:350ml 税込み113円(東急ストアオンラインショップ)
ノンアルコール梅酒
梅飲料販売大手のチョーヤ梅酒からノンアルコール梅酒の「酔わないウメッシュ」が以前から販売されています。
また、同じくノンアルコール梅酒ですが、明治10年から奈良県で酒造業を営む八木酒造が製造する「のんあるとろとろの梅酒」という商品もあります。
参考価格:710ml 税込み1,404円(八木酒造HP)
梅酒だけでなく、最近はノンアルコールタイプの芋焼酎もあります。
ノンアルコール焼酎
芋焼酎の本場、鹿児島県にある小正醸造株式会社から「小鶴ZERO」という商品名で販売され、アルコールを醸造させないだけで、途中までは焼酎と同じ工程で製造されています。
お湯で割っても水で割っても楽しめる商品です。
参考価格:300ml 税込み236円(小正醸造株式会社HP)
ノンアルコール日本酒
日本酒で有名な月桂冠では、日本酒のノンアルコール飲料を日本酒テイスト飲料という表示で販売しています。
中でも、「月桂冠スペシャルフリー」は日本酒造りのノウハウを生かし、大吟醸のような香りと甘みを感じる飲料として販売されています。
参考価格:245ml 税込み390円(月桂冠通販サイト)
また、先行して販売していた「月桂冠NEWフリー」という日本酒テイスト飲料もあり、参考価格は245ml税込み345円と少しリーズナブルです。
ノンアルコールワイン
山梨県にあるワイナリーのシャトー勝沼で造られた「カツヌマグレープ」です。
アルコールを生成しない特許製法でワインテイスト飲料の開発をしたとのことで、ワインの製造技術と緑茶をベースに仕上げています。
参考価格:720ml 税込み1,008円(シャトー勝沼HP)
ノンアルコールのスパークリング飲料
輸入食材や高級食材を販売している成城石井では「シャメイ スパークリング ホワイトグレープジュース」という、見た目はスパークリングワインそのままのノンアルコールスパークリング飲料を購入することができます。
成城石井がフランスから直輸入し、着色料も保存料も不使用の商品です。
参考価格:750ml 税込み746円(成城石井通販サイト)
ノンアルコール飲料の味の感じ方についてはどうしても個人差がありますので、1度試してみて、どの程度代用がきくものなのか確認してみるのもいいかもしれません。
ノンアルコールでも未成年には推奨しない

「シャメイ スパークリング ホワイトグレープジュース」以外の商品はどれも、20歳以上の方の飲用を想定して開発されています。
どの会社も未成年のノンアルコール飲料摂取の推奨はしていませんので周りにいる大人はその旨、心得ておきましょう。(執筆者:AFP、2級FP技能士 大川 真理子)