ポイント、集めていますか?
「QRコード決済で20%ポイントがつく」など、最近は破格のポイント合戦が激化しています。
いつのまにか貯まったポイントも、期間限定ですと、あっという間に消えてしまいます。
その前に有効活用しませんか?
最近登場した「ポイントそのまま投資(筆者命名)」だと、値上がり益20%に税金がかからないという耳寄りな情報があります。
本当かどうか確かめてみましょう。
目次
そもそも、ポイント投資ってどんなもの?

コンビニでお買い物をしたり、ウェブサイトで入金したりするとポイントがつくサービスはすっかり定着しています。
「期間限定で5%付きます」なんていうお得情報も頻繁に流れています。
そのポイントを使って投資をしようという仕組みがあちこちにできてきました。
大きく分けて2種類あります。
1. ポイントを現金のように使って普通に投資
ポイントを使って実際の投資信託や株などに投資するもの。
扱いとしては現金と同じで、いったんポイントで現金のように投資します。
投資商品を売却すると、現金で自分の口座に入金される仕組みです。
投資商品が値上がりしたりして儲かると、値上がり益の20%に課税されます。
100円儲かったとすると、20円が税金として徴収されることになる制度です。
2. ポイントそのまま投資
もう一種類が、ポイントを使ってポイント投資を行い、 値上がりしたり値下がりした結果も、ポイントで還元を受けるという「ポイントそのまま投資」です。
ポイントは現金ではないので、値上がり益にも税金がかかりません。
100ポイント儲かると、そのまま100ポイント入手できます。
現金と同じポイント投資と比べて、税金分の20%がお得になります。
「ポイントそのまま投資」も、値下がりのリスクはある
良いことづくめに見える「ポイントそのまま投資」ですが、一つだけ注意点があります。
ポイントを使っても、「投資」には変わりないので、値上がりの可能性あれば値下がりのリスクもあるということです。
といっても、もともとオマケのようなポイントです。
値下がりしても、精神的なダメージは少なめですむでしょう。
「投資の練習」と思ってトライするのが、ポイント投資の最高の心構えかもしれません。
「ポイントそのまま投資」、楽天やドコモで実施中!
値上がり益20%がかからない、夢のような「ポイントそのまま投資」は、実際にどんな企業が運営しているのでしょうか。
「ポイントそのまま投資」のサービス開始以来、あっという間にユーザーを増やしたのが、ドコモのdポイント投資です。
楽天でも同様のサービスがありますが、ここではdポイント投資を例に上げて説明しましょう。

2つの運用タイプがある「dポイント投資」
ドコモのdポイント投資は、dポイントを「運用ポイントに交換」して、投資信託やETF等の値動きに連動する投資体験ができる新しいサービス。
100ポイントからスタートできて「運用ポイント」は、いつでもdポイントに交換することができます。
運用の種類として、「おまかせ運用」と「テーマで運用」があります。
【おまかせ運用】
株式に大きな比重を置く積極的な運用を行うアクティブコースと、債権を中心に安定したリターンを目指すバランスコースに分かれます。
【テーマで運用】
日経225・新興国・コミュニケーション・生活必需品・ヘルスケアのテーマから投資先を選ぶことができます。
投資ビギナーにはポイントそのまま投資がおすすめ
実際に投資してみると、期間限定や用途限定のポイントもは使えないものの、本当に投資ができて驚きます。
また、手数料も取られず、現金ではないので値上がり益に税金20%がかかりません。
ポイントの使い道に悩む方、また投資初めての方は、1度、ポイントそのまま投資にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
きっと新しい不思議な投資体験になるでしょう。(執筆者:大倉 愛子)