卒業・卒園式の子供の礼服はほとんどの家庭で1度しか着ないのに、高額ですよね。
購入するのはもったいないと感じてしまう子供用品のひとつです。
そこで、たった1度の卒業・卒園式の礼服をお得に準備する方法はないのか、検討してみました。

目次
卒業・卒園式で子供服をお得に準備する方法は?
卒業・卒園式で子供の礼服をお得に準備する方法というと、
・ レンタル
・ 古着
・ 手持ちで組み合わせる
・ おさがりを譲ってもらう
この5つが考えられます。
知りたいのは、この中で「最もお得で良いものを入手できる方法はどれか」というものですよね。
ひとつづつ検証し、何が最も価格と見た目の基準値が高いか、調べてみました。
新品格安購入の場合
晴れ舞台だから「やはり新品を準備してあげたい」と思うのが親ごころです。
楽天市場で最安値をチェックしたところ、2019年10月現在、
・ 女の子の卒園服:1,406円のワンピース
・ 男の子の卒園服:1,980円のスーツ

・ 女の子の卒業服(160cm):1,980円のスーツ
・ 男の子の卒業服(160cm):2,980円のスーツ

こちらが最安値でした。
価格だけみればとてもお得に映りますが、品質の方はというと…不安が残ります。
とはいえ遠目に見ればわからないでしょうし、着るのも半日程度です。
価格同等の品質であっても十分役割は果たせるといえます。
レンタルの場合
続いて、レンタルをした場合の相場についても知っておきましょう。
同じく楽天市場で検索をしたところ、
・ 女の子の卒園服レンタル:4,500円
・ 男の子の卒園服レンタル:4,800円

・ 女の子の卒業服レンタル(160cm):4,800円
・ 男の子の卒業服レンタル(160cm):4,800円

だいたい5,000円前後が多く、3泊4日がほとんどでした。
購入品よりも高い理由は、品質の良さでしょうか。
Catherine cottageなど大手子供服ブランドのスーツを貸し出しているようです。
クリーニング不要で靴も含まれる場合も多く、購入品より手間が少なく、見た目も良い印象でした。
しかし同じ値段を出せば、それなりのものを買えてしまう気もします。
あまりお得とは言えないかもしれません。
古着の場合
我が家はもっぱら古着を推しています。
現在小学校1年生の我が子は、古着屋でブランドスーツの上下とシャツ、ネクタイを購入しており、写真のセットで1,000円していません。

卒園式間近の3月に購入しましたが、子供の礼服売り場には親が群がり、皆ハイブランドでセンスも良い礼服を血眼で探していました。
女の子の服もかわいいものが700円、800円で売られており、感心したほどです。
古着といえばメルカリですが、メルカリで小学生高学年用の礼服がどれほどあるのかもチェックしてみました。

こちらが女の子用です。
安いものは1,600円や2,000円台もありますが、人気のようで完売ばかりでした。

こちらが男の子用ですが、女の子用とあまり値段に差はないようです。
個人的には、着る回数も少ないので古着で充分かと思いますが、一生の1度の日に古着は…と思う方もいることでしょう。
子供自身も、「知らない人の着たものなんて嫌だ」となる可能性もあります。
古着が気にならない人にとって、選択肢の幅も広く、お得度も高いチョイスだといえますが、古着はNG派の人にとってはハードルが高いかもしれません。
手持ちで組み合わせる場合
筆者自身が子供のころ、手持ちのブラウスによそゆきの紺のワンピース、母親のスカーフをタイがわりにして、小学校の卒業式に出た覚えがあります。
このように、手持ちの服でフォーマル服を作ることも、工夫次第では可能です。
卒園式ならシャツとネクタイ、女の子はワンピースとコサージュと柄物タイツだけでも、充分フォーマルな印象になります。
さらに小学校の卒業式であれば、中学の制服をアレンジして着させても良いのです。
・ ネクタイを変え、ポケットチーフをプラスする
など、お金をかけずアレンジがしやすいのではないでしょうか。
ただし、前述した筆者の小学校の卒業式の衣装は、同学年の男子に「お遊戯会みたい」とバカにされた記憶もあります。
周りがフォーマルなスーツが多かったため、地味に見えたのでしょう。
子供同士で卒業式にどんな服を着るのか、ある程度話題に出ているはずですので、周りを探りつつ完成形を探すと良いかもしれません。
おさがりを譲ってもらう場合
兄弟・親戚がいるのであれば、おさがりを譲り受ける可能性もあります。
ただし、おさがりはサイズが合ってないこともあります。
無料で手にはいるわけですので、裾上げや生地を詰める手間はやむを得ないでしょう。
コスト的には最も優れていますが、選択肢がゼロというのは、子供も大人も少しつまらないです。
古着か手持ちでコーディネートが最もお得で見た目がいい
選択の幅、コスト、品質のバランスを見ると、古着か手持ちのコーディネートがベスト、という印象です。
手持ちのコーディネートに足りないものだけ、古着で買い足すという方法も良いです。(執筆者:遠藤 舞衣)