そんな経験はありませんか。
実は、ちょっとの買い物が蓄積されて起こる「見えない出費」が、その「なぜかお金が貯まらない」をひき起こしている事があるのです。
そこで、今回は「見えない出費」を抑えるおすすめの簡単節約術を紹介します。

目次
Step 1. まずは1週間欠かさずレシートを保管
「見えない出費」とは、その言葉の通り「見えない」から知らず知らずのうちにかさんでいる出費のことをさします。
その出費を減らすには、まずは「見えない出費」を「見える出費」に変えることが大切です。
まずは1週間だけでよいので、レシートをやカードの利用明細を保管してみましょう。
そして、1週間分たまったところで、裏紙やメモ帳などの何も書いていない紙に、
をしてみてください。

この時、現金利用もカード利用も関係なく「支払い処理をした日」で記入するようにしましょう。
なお、ここで使用したレシートはまだ捨てずに保管しておいてください。
Step 2.「見えない出費」をあらためてチェック
日にちとその日の支出金額が並んだことで、支出のあった日となかった日が見えるようになったのではないでしょうか。
「見えない出費」でお金が貯まらないタイプのひとの多くは、この支出のあった日がほぼ1週間毎日存在する場合が多いようです。
たとえ500円でも、毎日使えば1か月で1万5,000円です。
1年間では18万円の節約です。
昼食代など難しい場合もあると思いますが、貯金をしたいと思うのならば、お弁当や買い置きしてあった食品を利用して、まずは1週間のうち2日くらいは一切お金を使わない日を作ることをオススメします。
Step 3. 1週間で使った金額を合計する
次に、1週間で使った金額の合計を計算します。
1週間だけでは「全ての合計金額 = 1週間の平均出費額」とはならないので、この週だけのイレギュラー(普段買わないような物の購入)があった場合のみ合計金額から除外しても構いません。
しかし、この合計金額でおおよその1週間の出費は出せると思います。
そして、「この金額 × 4」がおおよそですが、1か月分の出費額です。
こうして、見てみると思いの外お金を使っていることがわかるのではないでしょうか。
しかし、実際毎月の出費と照らし合わせるとさほど大きな差はないはずです。
Step 4. 1週間で使える金額を決める
ことからはじめてみましょう。
先ほど残しておいたレシートをあらためて1枚ずつ確認してみてください。
あらためて見てみると、缶コーヒーやお茶、ちょっとしたお菓子代など「必要ではなかったかな」という出費がちらほらあるはずです。
まずは、そういったものを意識的に買わないようにしてみましょう。
1週間で1万5,000円の出費だった人は1万2,000円までに抑えるようにするなど、意識するだけでも変化はだいぶあるはずです。
それだけでも、1か月で1万2,000円前後のプラスです。

クレカ利用も「使ったお金」と意識する
最初にカード利用も記入した理由を説明します。
カードの利用額は多くの場合、翌月に支払うことになるため、その場での支出であると感じられないかもしれません。
しかし、結局はお金を払う時間が先延ばしにしているだけで、出費であることには変わりありません。
むしろ、見えない出費によくみられるのは、その場で支払わないがためにお金を払った意識が希薄になるという傾向です。
そこで、カード利用額もその場で「今日使ったお金」として計算して「お金を使った」と意識することが大切なのです。(執筆者:編集部)