nanacoは、株式会社セブン&アイ・ホールディングスが行っている電子マネーのサービスで、セブン-イレブンやイトーヨーカドー、エネオスなどさまざまな店舗で使用可能です。
バーコード決済とは違い決済の際にアプリを立ち上げる必要がないため、非常にスムーズに決済できます。
セブン-イレブンではnanacoで税金や公共料金支払いもできることから、一部では人気です。
目次
nanacoでポイント投資サービスを開始
nanacoポイントで投資できるサービスは、2019年11月14日から開始しています。
おつり投資サービス「トラノコ」を運営するTORANOTEC株式会社との協業でサービス開始へとこぎつけました。
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広告や口コミで一気に広まったトラノコですが、ここにnanacoも組み込まれることになりました。
トラノコは最低投資額5円から1円単位で投資可能というのがウリで、連携サービスとしてANAマイルやdポイント、nanacoポイントがもらえるサービスなども行っています。
現在ポイントで投資できる企業・ポイントは以下のとおりです。
2. ANAマイル
他ポイントサイト等
nanacoポイントは1ポイント1円換算で投資に回すことができ、nanacoポイントをnanacoで運用するのと同様のレートで無駄なく利用できます。
7payで失った信頼回復の第一歩
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国民が投資に積極的になるよう推し進める国の政策が浸透してきたのか、昨今投資はより身近なものとなりました。
この機に乗じてnanacoポイントで投資を可能にすることによって、nanacoにふたたび関心の目を向けさせる狙いがあるのかもしれません。
nanacoのサービスを行っている株式会社セブン&アイ・ホールディングスは、7payのセキュリティの甘さによる手痛い失敗でユーザーから厳しい目を向けられています。
この信用を取り戻すには、あらたなサービスを立ち上げ、関心を持ってもらうしかありません。
そして、サービスを通し満足度を高めていくほかありません。
今回のポイント投資サービスの開始は、その第一歩となるでしょう。
nanacoユーザーのポイント利用の幅が広がる
さらに自社サービスの5円分のポイントという少額から投資ができるのは、これまでは高かった投資のハードルを著しく下げることにもつながっています。
nanacoユーザーにとってはポイント利用の幅が広がったことから、利便性が向上したのは間違いないでしょう。
nanacoユーザーで投資に興味があるという方は、これを機会にホームページをのぞいてみてはいかがでしょうか。(執筆者:蔵島 紅)