おもわずため息をついてしまう人も多いのではないでしょうか。
今回は、夫が「お小遣いの追加のお願い」をする原因に注目して、給料日前のモヤモヤした気持ちを回避する方法について紹介します。

目次
お小遣いがピンチになる原因をチェック
お小遣いがピンチになる原因は主に2つあります。
原因さえわかっていれば、来月から早速「お小遣いの追加のお願い」を防ぐことができるかもしれません。
以降で、考えられる原因について解説します。
原因1: 無駄遣い
「無駄遣い」は、夫がお小遣いピンチを引き起こす原因の1つです。
ちなみに、夫の無駄遣いとして挙げられることが多いのが、次の3つです。
・ ゲームの課金
・ ギャンブル
また、仕事のストレスを発散するために買い物で浪費している可能性も考えられます。
頭ごなしに無駄遣いを指摘するのではなく、理由にも耳を傾けてみましょう。
原因2: 不足している
夫がお小遣いピンチを引き起こす原因の2つ目は、「お小遣い不足」です。
夫のお小遣いの金額を決めた当時の基準と、現在の生活スタイルが変わっている場合も少なくありません。
年齢が高くなれば、飲み会で後輩にごちそうしてあげたりジュースなどの差し入れをする機会も多くなるでしょう。
また、忘年会や新年会、歓送迎会や暑気払いなど、飲み会が重なる時期には普段よりも出費が多くなることもあるでしょう。
無駄遣いならマネー教育、不足ならお小遣いアップ

無駄遣いが原因: 収支を明確にする
無駄遣いが原因で頻繁にお小遣いを追加してほしいという夫には、1か月のお小遣い収支を明細にして出してもらうことをおすすめします。
「お小遣い帳 ポケマネ」などのアプリを使えば、男性でもお小遣いの管理がスムーズにできます。
自分が何にいくら使っているのか自覚してもらい、さらに家計の支出割合を見せて本当にお小遣いの追加が妥当かどうか判断しましょう。
「鬼嫁みたいでなんか嫌…」と思う人もいるかもしれませんが、マネー教育は家計を守るためにも大切なことです。
お小遣いが不足している: 予算をあらかじめ組んでおく
もし、お小遣いが不足していることが原因であれば、お小遣いアップは避けては通れません。
また、忘年会や歓送迎会のようにある程度出費が予測される時期には、追加にそなえて予算を組んでおくことがおすすめです。
想定内の出費なら、お小遣いの追加をされても気持ちよく渡すことができるでしょう。
飲み会にかかる費用相場は、新生銀行が行った調査(pdf)によると、1回当たり5,415円というデータがあります。
飲み会の多くなる12月・1月・3月・4月・7~8月は、追加にそなえて5,000~1万円程度準備しておき、使用しなかった場合は貯金に回すもよし、外食に使うもよし、有意義に使うことで節約にもメリハリが生まれます。
お小遣い追加のお願いは「夫婦でお金に向き合うチャンス」
夫の「給料日前にお小遣い追加無心」のたびに、モヤモヤしながらお金を渡しているという奥さまも多いかもしれません。
お小遣い追加のお願いをネガティブに捉えるのではなく、「夫婦でお金に向き合うチャンス」だと前向きにとらえることが大切です。
お小遣いが底をついてしまう原因を突き止めて、夫婦ともに来月からの快適なマネライフを目指しましょう。(執筆者:成田 ミキ)