私はコンビニが大好きで、見渡せばいつもどこかにコンビニがあり、昭和生まれの私などは「本当に便利になったなぁ」と感じてしまいます。
お茶やランチなど食べ物を買う以外にも、ATMでお金を下ろせたり、公共料金が支払えたりします。
さらには生活用品も買えるわ荷物も出してもらえ、
と頼りきっている方も多いのではないでしょうか。
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目次
コンビニは単価が高くなりやすい
私も独身時代はほぼ毎日コンビニに通っていました。
「晩ごはんとお菓子買って、電気代払って、洗剤と化粧品買って…」と、ほとんど全てをコンビニでそろえていたように思います。
楽しくて便利なコンビニですが、中にはコンビニで「買わなくてもいいもの」もあります。
やはりコンビニは、ドラッグストアやスーパーなどより単価が高くなりがちなのは有名な話です。
例えば同じペットボトルのお茶でも、コンビニで買えば150円、スーパーなら98円なんてこともよくあります。
まとめ買いをして家から持っていけば、コンビニで飲み物を買う必要がなくなり、ちょっとした節約につながります。
そういった出費を抑えるだけで、年間にすればかなりの節約になるはずです。
ここでは、コンビニで不要な出費を抑えるようにするため、我が家で実践している方法をご紹介します。
1. 出かける前にしっかり準備をしておく
朝、バタバタを準備をして家を出たものの、
「傘忘れた」
女性なら「ストッキングが伝線した」
と出先で気づき、急きょコンビニで買いそろえた、なんて経験をしたことはありませんか。
この出費、はっきり言ってとてももったいないです。
そういう私も、昔はよくハンカチを忘れコンビニで買っていました。
コンビニで買うとなると一枚300~500円ほどするので、ちょっとした出費です。
ハンカチを買うより、この500円でおいしいものを買ったりしたいです。
しかしよく考えてみれば、これらの出費は全部「きちんと準備をすれば防げる」ものだと気づきました。
今では、ハンカチやティッシュなどの生理用品は、当日の朝ちょっと早起きして余裕のある身支度をするか、前日のうちにしっかり準備をして忘れ物を防ぐようにしました。
ストッキングなどの消耗品も、ドラッグストアなどで安い時に購入しておき、予備をカバンに一つ入れておくだけで予期せぬ伝線にも対応できます。
急な雷雨などは別ですが、傘もコンビニで買えば4~500円くらいはかかってしまいます。
これも、折り畳み傘を前日のうちにカバンに入れておけば防げます。
単純なことですが、このようにきちんと準備をすることで、かなりのムダな出費を抑えることができていると思います。
2. いつも同じお菓子やお茶を買うなら、安く買って大量ストック
わざわざ高いコンビニで買うのはもったいないです。
前節でも触れましたが、ドラッグストアやスーパーなどの安く買えるところでまとめ買いしてしまう方がおトクです。
大量購入の場合はさらに安く買える場合もあるのでおすすめなので店員さんに聞いてみるといいでしょう。
ネットなどでまとめ買いするのもオススメです。
定期的にセールなども開催されますし、店頭では取扱いのない商品も買えたりします。
コンビニは、いつも最新の商品が取り扱われていますが、逆に入れ替わりも早いです。
「あのお茶、おいしかったのにもう売ってないんだ」なんて思ったことはありませんか。
私は以前、そういう商品をネットで見つけ購入したところ、コンビニで買っていた時よりもかなり安い単価で買えてびっくりした経験があります。
1度探してみるのもいいかもしれません。
3. コンビニATMはできるだけ使わない
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キャッシュレス推進の動きがあり、現金を使う機会はどんどん減っています。
それでもやはり、「ATMで現金を下ろさない」という方はいないでしょう。
コンビニの店頭にあるATMでお金を下ろす方は多いと思います。
たくさんの銀行と提携があり、台数もたくさんあって、とても便利です。
しかし、コンビニでお金を下ろすのは、ムダな出費をしてしまう「可能性」を広げてしまうのでオススメしません。
現金を下ろした「ついで」に、ちょっと店内でついお菓子やジュースを買ってしまう、なんてことにもなりかねません。
それが給料日だったりしたら、いつもより高めのスイーツなどを買ってしまうかもしれません。
さらに、以前は一定の条件を満たせばコンビニATMの手数料がかからない銀行も多かったですが、最近は事務の簡略化や、より店頭のサービスの拡充を狙いたいという観点から、コンビニATMの手数料の無料回数に制限をつけたり、回数を減らすという動きがあります。
それによって、うっかり手数料を取られてしまう可能性だってあります。
お金を下ろす場合は、できれば銀行のATMがおすすめです。
手数料のかからない時間を守ればずっと安心してお金を下ろすことができますし、コンビニのように他の商品の誘惑もありません。
コンビニほど店舗数が少ないことも、逆にお金を大切に使う習慣になるのでおすすめです。
「ついでに」や「うっかり」を減らそう
コンビニは本当に便利です。
いつでも最新のお菓子や飲み物、急に必要になったものを買う場合や、体調の悪い時など、遠くまで買い物に行けない時には本当にありがたい存在です。
私も、自分へのご褒美にちょっとぜいたくなスイーツなどを買ったりする時もあります。
むしろそんな時はケチらずに利用しています。
しかし「ついでに」や「うっかり」で、いらないものを買うと、チリツモ出費がかさみ、見えにくいのに、確実に月々の家計をむしばんでいきます。
ひとつひとつは小さい節約でも、積もり積もれば想像以上の金額になっていることも多いのです。
「何も高い買い物してないのに、思ったほどお金がたまらない…」思い当たる方は、もしかしたらコンビニなどで「ついで買い」しているかもしれません。
計画性のない出費を抑えて、時々はケチらずに欲しいものを買う、そんな風にお金を使っていけば、心も財布も豊かになること間違いなしです。
準備が整えばすぐに実行できる点もおすすめですので、少し気を付けてみてください。(執筆者:尋本 景子)