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【グローバル3倍3分法ファンド】実績24.7%! 債券にレバレッジをかけ「安定運用&高リターン」狙うバランス型は長期に向くか

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【グローバル3倍3分法ファンド】実績24.7%! 債券にレバレッジをかけ「安定運用&高リターン」狙うバランス型は長期に向くか

「グローバル3倍3分法ファンド」という投資信託があります。

日興アセットマネジメント株式会社が運用している人気商品です。

2018年10月4日より申し込みが始まり、1年を過ぎて運用が好調なことも理由の1つです。

本記事では、「グローバル3倍3分法ファンド」商品特徴や実績などを紹介します。

「気にはなっていたんだけど…」、「実際のところ良い商品なの?」といった方の参考になれば幸いです。

「グローバル3倍3分法ファンド」の特徴

「グローバル3倍3分法ファンド」論見書

≪画像元:日興アセットマネジメント「グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)交付目論見書(pdf)」≫

「グローバル3倍3分法ファンド」は、国内外の「株式」「REIT」「債券」へ分散投資をするバランスファンドです。

ファンド・オブ・ファンズです

≪画像元:日興アセットマネジメント「グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)交付目論見書(pdf)」≫

方式は、ファンド・オブ・ファンズという複数のファンドを1つにまとめたものです。

長期投資で重視すべき信託報酬は0.484%と及第点です。

もっとも特徴的な点は、

先物を使ったレバレッジ取引をしていること

です。

レバレッジというとギャンブル要素が強いと思われるかもしれませんが、債券部分への利用がほとんどを占めます。

レバレッジを考慮せずに資産分配を見ると以下の通りです。

株式:20%
REIT:14%
債券:66%

かなり保守的な運用です。

山崎元が斬る!「グローバル3倍3分法」イベントレポート

≪画像元::日興アセットマネジメント「山崎元が斬る!グローバル3倍3分法イベントレポート」≫

画像の通り、

「先進国の債券」を分厚くすることで、「株式」や「REIT」の値動きをマイルドにしつつ、「債券」のリターンを取りにいく

のが特徴です。

低金利のご時世なので、国債ではリターンが少なくなるためレバレッジをかけているのですね。

ヘッジファンドの帝王レイ・ダリオは、

「株式は債券の3倍の値動きをするので、個人投資家は株式を持ち過ぎず、債券運用の比率を増やした方がよい」

と言っています。

「グローバル3倍3分法ファンド」の比率を見ていると、まさに株式の3倍ほどの債券が割り振られているのが分かります。

「グローバル3倍3分法」おおまかなリスクパリティ

≪画像元::日興アセットマネジメント「山崎元が斬る!グローバル3倍3分法イベントレポート」≫

株式が上がった時にはしっかりとリターンを享受でき、株式急落時には債券が上がる傾向にあるので、それを活かしたポートフォリオでバランスを取るようになっているのです。

REITは、株や債券とはまた違った動きをするので分散投資として効果が期待できますね。

分散投資でリスクを薄めつつ、値動きの小さい債券にレバレッジを掛けることでリターンを高める狙いは現在のところ成功しています。

設定来の2018年10月4日から2019年9月30日までのチャートを見てみましょう。

基準価額と各資産の推移

≪画像元:日興アセットマネジメント「グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)/(隔月分配型)」販売用資料(pdf)

好調なREITや世界国債の上昇を受けて1年来のリターンは24.7%と素晴らしい数字

を残しました。

株式が不調でもしっかりとリターンを出せるポートフォリオになっているのが分かります。

これは人気が出るのも納得です。

長期投資としてはどうなのか

結論から述べると筆者は長期投資としてはナシと判断しました。

長期投資の場合、「つみたてNISA」など非課税枠を優先したいからです。

ちなみに、「グローバル3倍3分法ファンド」は「つみたてNISA」には採用されていません

個人的にはレバレッジやコストを掛けてバランスを取るよりも、株式100%と現金(余裕資金)で運用をする方がシンプルということもあります。

しかし、投資額に余裕のある方がプラスアルファを狙いにいくには面白い商品だと思っています。

筆者も小額だけ保有をしています。

債券部分のレバレッジ

債券部分にレバレッジがかけられている点を不安に思う方がいるかもしれません。

通常、債券は以下のような動きをします

金利上昇 → 債券価格は下落

金利下落 → 債券価格は上昇

債券価格と金利の関係は?

≪画像元:大和証券

レバレッジを掛けているため、金利上昇の時は画像よりも大きくなるでしょう。

2019年は世界経済の先行きが不安視されていたこともあり、債券投資は大きく報われた1年でした。

反面、どこかで世界的な活況があった時に「金利急上昇 → ファンドの大幅な棄損」がないかと思うのは当然です。

その点は日興アセットマネジメントもしっかり説明されています。
画像があるので、過去の金利上昇を参考に見ておきましょう。

金利上昇時の主な資産推移

米国利上げ時の資産推移

≪画像元:日興アセットマネジメント「グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)/(隔月分配型)」販売用資料(pdf)

特に2013年頃にアメリカが行った利上げは今後の参考になります

世界国債は少し下がりましたが、代わりに株式が上がることでうまくカバーされています。

レバレッジに注目をしてしまいますが、安定運用しながらリターンを高めるためと考えると良いですね。

今までになかった取り組みで面白い商品であることは間違いありません。

ただし高いリターンを求めるということは、どこかで負荷がかかっているということも覚えておきたいですね。

筆者としては「面白いものの長期に渡る資産運用を任せるのは怖い」と思っており、小額の投資に止めております。

魅力的な商品ですが、

投資の目的は自身の設定金額であって高リターンではない

からです。

たとえば、老後に備えて2,000万円を準備したいと考えて投資をする時に「毎年○%で上がるから…」といった計算にはなりませんよね。

お恥ずかしながら、投資の目的にリターンを当てはめようとしてリーマンショックで手痛い目にあった経験を持っております。

売れているからと飛びつかず、自身のリスク許容度を考えながら検討をしたいですね。

「グローバル3倍3分法ファンド」の特徴と評価

「グローバル3倍3分法ファンド」についておさらいすると以下の通りです。

・ レバレッジをかけた商品だが、債券が中心。

・ 株式、RIET、債券とバランスよく分散されていて、設定来の実績は非常によい。

・ 長期投資には、自身のリスク許容度を理解したうえで検討。

信託報酬も低く、世界の「株式」「REIT」「債券」に分散されている商品です。

また、通常のバランスファンドとは異なり、債券にレバレッジを掛けてリターンの底上げを狙っています

「グローバル3倍3分法ファンド」を調べた結果、リスク・リターンのバランスに優れた商品であると感じました。

日興アセットマネジメントの商品設計をどれだけ気に入るかによって評価や好みが分れる商品です。

3,000億円近い純資産額が「面白く魅力的である」という点を物語っています。

個人投資家としては選択肢が増えたことをうれしく思います。

当記事が資産運用の参考になりましたら幸いです。(執筆者:松崎 正義)

《松崎 正義》
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松崎 正義

松崎 正義

就職氷河期世代の年収300万円サラリーマン。コツコツとインデックス運用を中心に15年以上投資をしています。 寄稿者にメッセージを送る

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