毎年、年末年始は市場が休みです。
また、近年はスーパーなどのお店もお正月に休業するところが増え、開いているお店でも高いお正月価格になっている場合があります。
そんな年末年始の食事で困らないためにも、必要な食品は年内に買っておくのがおすすめです。
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目次
生鮮食品は早めに買っておく
お正月に家族などが自宅に集まる場合は、必要な生鮮食品を市場が休みになる1~2日前までにまとめ買いしておく方がいいでしょう。
生鮮食品は市場が休みになる直前に買う
多くの市場では、12月30日前後から1月3~5日まで休業します。
生鮮食品はその直前までに買っておきましょう。
最近は、お正月に休むお店が増えています。
また、大晦日から年が明けて市場が始まるまでの間は、新たな食品が入ってきません。
そのため、特に生鮮食品が品薄になり、鮮度も落ちます。
そのような理由から、市場が休みの間に必要となる生鮮食品は年内に買っておき、お店に行かなくても困らないようにしておくと安心でしょう。
冷凍野菜・冷凍肉は業務スーパーがおすすめ
もう一つ、生鮮食品を安く買う方法があります。
冷凍の生鮮食品を買うことです。
冷凍野菜や冷凍肉は安い大容量パックを買える業務スーパーがおすすめです。
こちらは長期保存が可能なので、仮に余ってもお正月後に食べられます。
魚介類はスーパーの鮮魚売り場や市場直営店がおすすめ
魚介類なら、スーパーの鮮魚売り場や市場直営店で年末に出てくる冷凍品がねらい目でしょう。
また、業務スーパーの冷凍魚もおすすめです。
中でも、筆者が毎年欠かさず買っているのが、柵(さく)で売られているマグロの刺身や、天ぷらの材料になる大ぶりの海老です。
年末はそれらの需要が高いので、鮮魚店では安くてよいものを数多くそろえています。
冷凍生鮮食品をまとめ買いしておけば、それだけで三が日を乗り切ることも可能です。
特に冷凍野菜は加工済みのものが多いので、調理の手間も省けるメリットもあります。
ただ、大晦日に近づくほど品薄になり入手できない場合もあります。
できれば大晦日になるまでに買いに行くことをおすすめします。
スーパーでおせち料理を買う場合はクリスマス直後がベスト
おせち料理をスーパーで買いそろえる場合、クリスマス直後の品数が豊富な時にまとめ買いするのがベストです。
おせち料理はもともと保存が利く食品ですが、真空パックなどに入っているものならもっと長く保存できます。
したがって、少し早めに買ってもまったく問題ありません。
また、品数がそろっているうちに買った方が、安い価格帯でよいものを選びやすいのです。
たとえば、おせち料理にも使われるハムや焼き肉の塊は、同じ値段でもグラム数が100~200g違う場合があり、グラム数が多いものを買った方が当然お得です。
また、他のおせち料理も安くて質がよいものから売れて行きます。
クリスマスが終わったらすぐにスーパーのおせち売り場をチェックしてみましょう。
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加工食品もお正月前に買っておこう
おせち料理以外の加工食品も、お正月前に買っておく方がいいでしょう。
大晦日まではどのお店も特売品が多数出ます。
それを狙って、お正月にほしいものを買っておくのがおすすめです。
3が日にずっと休業するお店は特にお得
特に、3が日にずっと休業するお店は非常に狙い目です。
休業中に「賞味期限切れ」になる食品を売り切るために、大幅に価格を下げてくるからです。
そのような賞味期限切れの食品も、消費期限がお正月後なら十分食べられます。
必要に応じて買っておいても損はありません。
年末の業務スーパーは人が殺到するので購入はお早めに
業務スーパーも安くておいしい加工食品の宝庫です。
「だし巻き」や「黒豆」などのおせち料理も安く買えます。
しかし、多くの人はそれを知っているので、年末に人が殺到します。
年末ギリギリに行けば駐車場に入るだけでも大変ですし、品数が大幅に減っている可能性も高いでしょう。
できればクリスマス直後の時期に行き、必要な加工食品を確保しておくことをおすすめします。
年末年始に必要な食品は年内に買っておこう
市場やお店が閉まる年末年始のお正月の食品確保は、主婦にとって頭を悩ませる大きな問題です。
しかし、年末年始に必要な食品を、クリスマス直後から大晦日までの間にまとめ買いすれば、それでお正月を乗り切れる可能性が高いでしょう。
その時期は年末の特売で安く買える食品も多いです。
ぜひ今から年末年始に必要な食品をリストアップしておくことをおすすめします。(執筆者:大岩 楓)