主婦が毎月やりくりする費用の大部分を占める項目が毎日の「夕飯代」です。
昼食は各自給食やお弁当で食べるので高額にはなりません。
節約という面から、家族全員がそろい毎日食べる1日のメインのような食事「夕飯」について考えていきたいと思います。
目次
夕飯のメニューは定番化する事で簡単になる
主婦をしていると、夕飯の献立を考える事はなかなか大変な仕事の1つです。
1品を考えるのではなく、数品を考えなくてはいけない上に家族に「またこれ?」と言われたくないという主婦のプライドもあります。

正直「作るから誰か献立考えて!」と叫びたくなるほど頭を悩ます日もあります。
この献立ですが、我が家では定番化する事でとても簡単になりました。
各家庭にあった形での定番化を目指す
今から紹介する献立プランは我が家に合ったプランですので、みなさんに合った定番化を目指してみてください。
まず、我が家では平日のメニューは
(2) 汁物
(3) 肉(たまに魚)
(4) 副菜
(5) サラダか酢の物(ない日もある)
としました。
そして、
(3) 肉がメインの簡単おかず(たまにさっとできる魚料理)
(4) 10分ほどでできる野菜炒めのような物
(5) 切っただけでできそうな酢の物かサラダ(カット野菜サラダ頻回)
肉がメインのおかずは、焼き肉のたれやシーズニングなど使用して味の変化をつけます。
この形に慣れてくるとスーパーで簡単味付けできる調味料を見つけるとうれしくなります。
塩こうじや焼き肉のタレで下味をつけて冷凍したお肉は強い味方です。
男性陣の大好きな揚げ物は、余裕のある日にするようにしています。
週末は家族と出かける事もあるので、このような形での夕飯は作りません。
週末の夕飯のルールは丼物(カレーやうどんも含む)かホットプレート料理や鍋料理というパターンにしています。
定番化する事でなぜ節約になるのか

定番化する事が節約につながる理由は、買い物する際に必要な物が把握しやすいからです。
お肉の安い日に数日分のメインディッシュのお肉(鶏肉 × 2、豚肉 × 2、牛肉 × 1)という具合に購入すれば平日分のメインディッシュは確保できます。(お魚が安い場合はお魚も含みます)
その日に特別安い肉類があれば、さらに週末の丼もしくは鍋などの献立も決まりやすくなります。
「牛肉が安いからカレーライスかハヤシライスにしよう」
「豚肉が安いからお好み焼きにしよう」など
週末の献立も簡単に決まります。
私の反省点
私は一時期、「夕飯の献立は魚とお肉は交代で作ろう。野菜をたっぷり使った副菜を作ろう」と頑張っていた時期もあります。
しかし、そんな時は毎日の夕飯づくりが負担となり節約にもなりませんでした。
安くないのに家族分のお魚を義務感のように購入したり、仕事で時間がないのに筑前煮のようなゆっくり作りたい煮物をしたりしていました。
その反省点を生かして「我が家の献立の定番化」しました。
これによって、毎月の予算からオーバーすることもほぼありません。
ぜひ、一度献立の定番化をお試しください。(執筆者:吉津 智子)