「好き」を「仕事」にする生き方にはメリットとデメリットがあります。
メリットは、情熱を持って取り組めるので、モチベーションを維持しやすいことが挙げられます。
趣味の延長で取り組めるので、仕事とプライベートの区別もなく、熱中できるのです。
目次
「好き」を「仕事」にするメリット
まずはメリットから見ていきましょう。
メリット1:モチベーションを高く保てる

私自身、「好き」を「仕事」にする生き方を貫いてきました。
20代で行政書士の資格を取得した後、事務所や資格スクールで働きました。
他にも、開業行政書士の集客コンサルティングや行政書士勉強法のネット配信などをしました。
どれも最初は楽しかったです。
行政書士という資格そのものが好きだったからです。
試験内容も、合格後の実務も、行政書士事務所のマーケティングも、どれも好きだったのです。
このように「好き」を「仕事」にする生き方には、モチベーションを高く保てるというメリットがあります。
メリット2:時流に乗ればお金を稼ぎやすい
好きなことが時流に乗れば、お金も稼ぎやすいと言えます。
具体的には、行政書士へのコンサルティングや、勉強法のネット配信で、500万円以上は稼ぎました。
事務所や資格スクールへの就職、その後の給与も含めれば、トータルで1,000万円は稼いだでしょう。
お金が全てではありませんが、「好き」を「仕事」にする生き方には、
・ 情熱を保って集中できる
という大きなメリットがあります。
「好き」を「仕事」にするデメリット

一方でデメリットもあります。
デメリット1:逃げ場がない
デメリットは、情熱が冷めると逃げ場がないということです。
趣味と同じように好きなことですから、最初のうちは時間を忘れて集中できます。
しかし趣味ではなく、仕事ですから、楽しいことばかりではありません。
時には試練も訪れます。
趣味であれば、その趣味から距離をとることがができますが、日々の仕事には逃げ場がありません。
そうなると、途端に苦しくなります。
デメリット2:才能やニーズがなければ結果が出ない
次に、どんなに好きなことでも、才能や世間のニーズがなければ結果は出ません。
それでも続けられればよいのですが、結果を重視して取り組んでも結果が出なければ嫌いになることもあります。
私の場合、資格関連では結果が出ましたが、それ以前に人生を賭けて目指した小説家の道では挫折しました。
小説をどれだけ新人賞に送っても、予選さえ通過せず、そのうちに小説を書かなくりました。
今も、思い出すだけでも挫折感に襲われます。
それでも「好き」を「仕事」にする生き方には魅力がある
それでも、「好き」を「仕事」にする生き方を目指す方が幸せな人生につながると私は思います。
ただし、好きなことは変化しますので、その流れに逆らわないことです。
そのような意識で取り組めば、人生はきらびやかに充実するのではないでしょうか。
嫌いなことや抵抗があることでお金を得ても苦しいだけです。
あなたの好きなことを、お金に結び付ける努力をしてください。
それが充実した人生へとつながるでしょう。(執筆者:金村 甚吾)