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「無意識の買い物習慣」は浪費の温床 悪習慣を断てば、貯金が増える

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「無意識の買い物習慣」は浪費の温床 悪習慣を断てば、貯金が増える

健全な家計の大敵は、なんといっても「無意識のムダ遣い」です。

「いつの間にかお金が減っている」

「特に必要なものを購入したわけではない」

など、無意識にのうちに予算外の買い物をしていることがよくあります。

「無意識のムダ遣い」が習慣化してしまうと、余裕ある家計の運営があっという間に厳しくなってしまいます。

給料日間近になると家計のお金が足りずに頭を抱えている人は、この無意識のムダ遣い習慣を見逃しているかもしれません

「無意識の買い物習慣」をなくす工夫

ムダ遣いの原因は「無意識の買い物習慣」

自分ではやめたいと思っているのになかなかやめられないのが、「無意識のうちにしてしまう、買い物習慣」です。

毎月の家計予算をしっかりと決めていても、予定外のムダ遣いを繰り返しているうちに家計は常に余裕のない状態になってしまいます。

このような場合、たとえ余裕のある費目であっても、翌月の給料日前に家計費はまったく残らず「赤字家計」に陥っていることも少なくはありません。

筆者も過去に「無意識の買い物習慣」を止めることができずに、あっという間に家計に余裕がなくなり、ついには家計が崩壊する一歩手前までいってしまいました。

「無意識のムダ遣い」の1回の金額は決して大きくはありませんが、チリも積もれば1か月分の家計が立ち行かなくなるほどの出費となってしまいます。

予定外の買い物の危険はここに潜んでいる

・ 仕事で疲れた帰り道で何げなく立ち寄るコンビニやカフェ

・ 1日の疲れがピークに達している就寝前のネット通販での買い物

予定のないムダ遣いの危険度がもっとも高いのは、脳が疲労し判断力がグンと落ちている時間帯です。

また、1日の仕事、家事や育児などからの解放感も相まって、買い物をすることで一種の快感と充足感を得てしまうこともあります。

これでは無意識にムダ遣いが増えていくばかりですので、

・ いつもの帰り道ルートを変えてみる。

・ ネット通販ではカートに商品を入れて保留しておき、翌日の午前中に再検討してみる。

など無意識なムダ遣いをしない工夫をしてみましょう。

何げなく寄っていた こんなところに危険が…

自分へのご褒美もほどほどにする

仕事に家事、育児、介護など、どれだけ頑張っていても誰からも「今日もよく頑張りましたね」とほめてもらえることは、ほとんどありません。

特に、女性の場合には、家庭内での家事や育児、介護は、家族のなかで「やって当たり前」といった位置づけであることが多いと言えます。

疲れやストレスがたまるたびに、

「こんなに頑張っているんだから、自分にちょっとしたご褒美を買ってもいいよね」

とばかりに、ちょこちょこと「頑張ったご褒美」を買ってはいませんか。

この「ちょこちょこご褒美」が習慣化になってしまうと、これもまた無意識のうちのキリがなくなりムダ遣いの温床になっていきます

1日よく頑張ったと思った時には、まずは自分で

「今日はよく頑張った!偉かったよ!」

と声に出して思いっきり褒めてあげることで、精神的に満たされて、自分へのご褒美もほどほどで満足できます。

これを毎日続けるだけで、キリのないムダ遣いはグッと少なくなります

ストレスや疲れを減らせるよう生活スタイルを変えてみる

ストレスは日々の生活のなかで気付かないうちに少しずつ蓄積していきます。

このストレスを解消しようと無意識のうちにムダ買いしてしまうケースは少なくありません。

ムダ買いをしてしまった時の自分の状態を思い出してみましょう。

客観的に振り返ってみて、思っていた以上にストレスや疲れがたまっていると感じたら、それを少しでも癒やせるように生活スタイルを変えてみるのもおすすめです。

「無意識のムダ遣い」を見逃さず家計に余裕を取り戻すファーストステップになるでしょう。(執筆者:花見 結衣)

《花見 結衣》
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花見 結衣

花見 結衣

アメリカ帰りのフリーライター、翻訳家。離婚をきっかけに、それまで関心がなかったお金や節約に向き合うことに。現在は、節約術や貯金術を駆使しながら、「シングルママの、“無理をしない”家計管理」に奮闘中。節約系ライターとして雑誌掲載の実績もあります。趣味は、500円玉貯金。気負わない節約術やマネー術を発信していけたらと思います。 寄稿者にメッセージを送る

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