給料日まであと1週間以上もあるのに「食費がピンチ!」という時ありませんか。
冠婚葬祭や急な出費など、思わぬ出費で外食費や食費を削ることになって大ピンチということはありますよね。
今回は、そうしたピンチを助ける冷凍技と、どうしても手持ちのお金だけではやりくりできないと思ったときの「後払いサービス」について紹介します。
目次
ピンチを助ける冷凍技

まずは、ピンチを助ける冷凍技からいきましょう。
割安の鶏ミンチと大きく切った野菜で煮物
と便利です。
こうした「値下がりしている確率の高い食材」は、食費がピンチの際の強い味方になってくれます。
ただし、塊肉と違って、ミンチだけでは「食べた!」という満足感を得づらいという弱点があります。
それ故、どうしても副菜に使うことが多くなってしまいます。
しかし、じゃがいもや大根などボリュームが出るような野菜を大きく切り、一緒に煮込めばメインのおかずとしてテーブルに並べることができます。
また、鶏ミンチと水気を切った木綿豆腐を半量ずつにして、キャベツや白菜などで包んで食べるというのもおすすめです。
卵冷凍法1:大きめの製氷皿に割り入れる
大売り出しや目玉商品になっている卵は、使い道がたくさんあるので、安い時にたくさん買いだめしておきたいものですね。
そうは言っても賞味期限の問題があるし、冷蔵庫の中が卵だらけになってしまうと殻が割れないかヒヤヒヤしてしまうという人も多いのではないでしょうか。
大量に買ってきた卵は、
ておきましょう。
凍らせる部分1か所につき、1つの卵を割り入れる要領です。
卵を入れ終わったら、製氷皿にフタをして冷凍庫に入れるだけです。
お料理の際には、氷を出す要領で製氷皿をねじって卵を出し、そのままフライパンなどで調理するだけです。
卵冷凍法2:殻のまま冷凍する
プラスチック容器からを取り出した卵を
というのもひとつの手です。
冷凍した卵を包丁で半分に切りってから、殻を取り除いていつも通りフライパンで焼くと、いま話題の「1つの卵で2つの目玉焼き」が作れてしまいます。
トーストをハーフサイズで食べている人やミニサラダに添えたい人にもおすすめです。
「どうしても!」という時の後払いサービス
ここからは、どうしても手持ちのお金だけではやりくりできない際の奥の手「後払いサービス」についてお話しします。
「足りないから、借りる(支払いを、あとに回す)」わけですから、本当に「支払える」というめどの立たない人は「後払いサービス」を使わずに、後ほど紹介する「フードバンク」を検討してみてください。
毎月の給料が5万円の人が、お金が足りないからと1万円を借りても、生活状況が変わらない限りお金を返すのは難しいということになります。
そのため、「あと数日でボーナス」、「あと数日で定期預金が満期」など、後払いをしても確実に支払えるめどが立つ場合にのみ利用するようにしましょう。
下記に紹介する後払いサービスは、筆者も利用経験があり、トラブルなどもなく気持ちよく支払い完了となった2社です。
2社とも中身は同じ会社ですが、展開しているショップやサービスが違うので、それぞれ紹介します。
※手数料やサービス、詳細についてはご自身の判断でご利用ください。
NP後払い

楽天などネットショップにおいても多く導入されているので、お米やカップラーメン、精肉など食材を購入することも可能です。
そのため、購入する日は支払日から遡っておく必要があります。
最初に個人情報などを入力する必要もあるので、よく考えてから利用するようにしましょう。
atone(アトネ)

ネットショップだけではなく、数は少ないものの
です。
お住まいの地域によっては、デリバリーをおこなってくれる「DELIS」やネットスーパーの「ヤオコー」あたりが強い味方になってくれるでしょう。
いずれも、「後払い」だと考えて使いすぎないように注意してください。
後払いも難しい人は「フードバンク」を検討
日本にも「フードバンク」という制度があります。
賞味期限が間近なものや商品入れ替えのために廃棄処分されてしまう商品を食に困っている人に配布する制度です。
所得制限などを設けている団体もありますが、どうしてもピンチだと感じる時には、お住まいの自治体などに「フードバンク」について問い合わせてみましょう。
「ついで買い」や「衝動買い」を2回に1度に抑えてみる
できれば、「究極のピンチ」には陥りたくないものですよね。
じっくりと家計を見直し、日々の「ついで買い」や「衝動買い」を2回に1度だけでも我慢してみるようにしましょう。
また、今回紹介したように鶏ミンチや卵を大量購入し、冷凍して上手に使ってみてくださいね。(執筆者:山内 良子)