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冬になると、お餅に巻いたり手巻き寿司に使ったりと、海苔を使う機会が多くなりますが、使いかけの海苔を再び使おうと思ったら、湿気てしまいフニャフニャになってしまったという経験はありませんか?
また、この季節によく購入する大根、皮はポイっとゴミ箱に捨てていませんか?
今回は、フニャフニャの海苔と捨ててしまいがちな大根の皮が、「絶品のミルフィーユグラタン」として蘇る節約&エコレシピを、フードコーディネーター田中美和先生に教えてもらいました。
目次
濃厚ミルフィーユグラタン
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材料
大根の皮 … 100g
焼きのり(フニャフニャになった海苔でOK) … 3枚
ツナ缶(オイル漬け) … 70g
バター … 40g
薄力粉 … 20g
牛乳 … 300g
ナチュラルチーズ … 100g
塩・コショウ … 適量
作り方
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1. フライパンを熱しバターを入れ、バターが溶けてきたら大根の皮を入れ透明感が出るまで焦がさないように炒める
2. 大根の皮に透明感が出てきたら、塩・コショウをする
3. (2) にツナ缶をオイルごと入れる
4. (3) に薄力粉を茶こしでふるいながら入れ、弱火で炒める
5. (4) に少しずつ牛乳を加えながら炒める。炒まったら火を止める
6. 器に焼きのり4× 7~8cm の大きさを置き(5) のソースと海苔を交互に入れる
7. 天板に(6) を置き、上にチーズをかける
8. オーブンを240度に予熱する
9. 予熱ができたら(7)を入れ、表面がこんがりするまで240度で20分焼く
グラタン作りを手伝った小3女子の難易度と味の感想
【難易度】
グラタンって難しいイメージだったけど、思っていたよりも簡単でした。
薄力粉を茶こしでふるいながら入れたり、牛乳を少しずつ加えて炒めたりするというのが難しかったので、この部分は大人の人が一緒にやってくれる助かります。
ゆっくりと時間をかけて作ったほうが失敗しないので、休日に一緒に作れたらいいと思います。
【味】
ふにゃんふにゃんの海苔と捨てるはずの大根の皮が、こんな美味しいグラタンになるなんて、本当にビックリしました!
おいしいって評判のお店とかにも負けないんじゃないか思いました。
大根の皮の食感が少し残っているのと、クリーミーなグラタンのソースがとても合っていておいしかったです。
全国放送への出演経験もあり、現在は、四国の情報番組にレギュラーとして出演する傍ら、子供向けのクッキング講座の主宰・大人向け講座やカルチャースクールでの講師など多方面で活躍しているフードコーディネーターの先生です。
捨てるなんてもったいない!
フニャフニャになってしまった海苔や捨ててしまいがちな大根の皮も、グラタンに入れるとおいしく味わうことができると判明しました。
さらに、田中美和先生のレシピで作ると、おいしいと評判の飲食店にも負けないぐらい絶品のグラタンになりますので、ぜひ作ってみてください。(執筆者:山内 良子)