気温が少しずつあがり、春が近づいてきていることを実感します。
キャンプなどのアウトドアをするにも良い季節です。
春先のバーベキューやピクニック需要に向けて、100円ショップでもアウトドア用品のラインアップが充実してくる季節です。
特にセリアのアウトドアグッズはかわいくておすすめです。
さらにいざという時には、防災用品にも使えるものもあります。
ぜひチェックしていただきたい、おすすめ製品をピックアップいたしました。

目次
アウトドアにも、防災にも役立つ おすすめ2品
圧縮タオル

こちらはコインサイズまで圧縮された圧縮タオルです。
広げたイメージとしてはタオルというよりは不織布のおしぼりをイメージしてもらうと良いかもしれません。
材質はレーヨン100%です。サイズも複数のバリエーションがあります。
サイズはMの場合、約26 × 21cm、入り数は8個です。
小さじ1杯の水でここまで広がり、ぬれたおしぼり状になりました。

これは災害時やアウトドアなど、少ししっかりしたぬれタオルが必要なときにも重宝します。
広げる前にはかなり小さいですので、非常持ち出し袋に入れておくのも良いです。
小さじ1杯で広がったのは圧縮されているためで、2回目以降は全体的にぬらしてから絞らなくてはおしぼり状になりませんのでご注意ください。

圧縮タオルはさまざまな製品が販売されていますが、広げた後の生地の感触や厚みなどは、製品の材質や加工のタイプによってかなり違いがあります。
備蓄用に圧縮タオルを購入された場合は、前もって1度どういったものなのか広げて確認しておくことをおすすめします。(その際、1度広げたものは元には戻りませんのでご注意ください。)
パラコードブレスレット

パラコードブレスレットをご存じですか。
近頃流行していますので、聞いたことがある、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
パラコードとは、パラシュートに使用されているコードのことです。
アウトドアにも使える、強い紐のことを指します。
近頃は編んで身に着けることで、防災用品を普段使いできるということが注目され、パラコードのアクセサリー作りワークショップなども開かれています。
そのパラコードをブレスレット状に編んだ製品を、100円で購入できます。
ブレスレットの状態で荷物ハンドルとしても使うこともできます。
バーベキューの買い出しの後、複数のビニール袋などを持たなくてはいけない際などに便利な製品です。
編んだ状態での耐荷重は3kgです。
紐の太さは3~4ミリ程度、材質はポリエステルです。
紐状に伸ばした状態で、約295cmになるとのことです。
ジョイント部にホイッスルも付いており、緊急時に使用できます。
コスパが良いのはこちらの2品
フッククリップ

こちらのフッククリップは、テントポールやキャノピーポール、アウトドアテーブルの脚にはさみ、ビニール袋をかけて使用します。

フック類は居住性を上げるのに意外に大切なポイントです。
耐荷重は500gで、カラー展開はブラック・レッド・グリーン・ホワイトの4種を店頭で確認しました。
アウトドアはもちろん、お部屋にフックとして設置して、普段使いをするのにも非常に便利です。
こちらはコスパ的にも優秀な製品です。
有名アウトドアブランドのものですと、同機能のものが1,000円近くすることもあります。
有名アウトドアブランドのものの耐荷重は1kgでしたので、耐荷重こそやや劣るものの、100円ショップで手に入いれることができるのは、かなりお得と言えそうです。
我が家ではアウトドアの際、ごみ袋フックとして使用しています。
色違いを使うことで、プラスチックゴミと燃えるゴミが分けやすくなるのもポイントです。
また普段の室内ではスチールラックに設置し、フックとしても使っています。
安価に手に入るので、複数使いも気安くできるのがうれしいです。
マルチツールプレート

こちらはナイフ、缶切り、ヒートン回し、簡易のこぎり、六角レンチ、簡易方向読み、スケール、栓抜き、マイナスドライバー、キーホルダー用穴と、11の機能を持ったマルチツールです。
こちらもネットでは同様のものが500円近くで販売されていることもあります。コスパ優秀製品です。
ナイフは麻ひもやビニールひもも難なくカットできます。
またカードサイズですので、ちょっとした隙間に入れて持ち運ぶことができるのも良いです。

こちらは製品の特製上、鋭利になっている部分もあるので、取り扱いには注意してください。
アウトドアグッズの多くは、防災用品としても使える
近頃のアウトドアグッズは、グランピングなどが流行っていることもあり、おしゃれでかわいいものが多いのが特徴です。
見ているだけでお出かけをしたくなります。
キャンプのような本格的なアウトドアはあまりしないから…という方も、ちょっとしたピクニックやバーベキューがぐっと便利になるアイテムも多数あります。
ぜひ店頭でチェックしてみてください。
またアウトドアグッズの多くは、防災用品としても利用できます。
紹介した製品は、普段使いやアウトドア使いはもちろん、車や非常持ち出し袋に入れておき、いざという時に使えるよう、備蓄しておくにも良い製品です。
防災袋の中身などを、これを機に見直してみるのも良いです。
情報は2020年2月現在のものであり、内容等が変更となっている場合があります。
また店舗により取扱の内容は異なります。お求めの際には事前にご確認いただけますようお願い申し上げます。(執筆者:新木 みのる)