入学シーズンが近づいてきました。
普段からフラワーアレンジメントを趣味としている方なら、親戚や知り合いのお子さんの入学祝いとして、自分でアレンジした花束を贈りたいと考えている方もいるでしょう。
お花屋さんで花束を購入すれば、送料を支払うだけで花束を日本全国どこでも送ってもらえます。
しかし、自分で作った花束はどのように送れば良いのでしょうか。
そこで、この記事では、立体的でデリケートな花束をできるだけ安く送る方法を紹介します。

目次
まとめ買いで安く買っておきたい「花束の専用梱包材」
花束や鉢植えサイズのダンボール「フラワーボックス」
花束を宅配便で送る場合は、「フラワーボックス」という花束や鉢植えにぴったりなサイズのダンボールを使用すると形を崩さずに送れます。
最近では通販サイトで、ギフトに最適な白色やおしゃれなデザインのフラワーボックスが購入できます。
サイズにもよりますが、価格は10枚セットで2,800円前後のものが多いです。

固定用の専用梱包材「鉢おさえ」
また、輸送中に花束が崩れてしまわないように、しっかりと固定しておくのも重要です。
通販サイトでは「鉢おさえ」という、フラワーボックスに対応した梱包材が販売されています。
「鉢おさえ」という名前ですが、花束もきちんと固定してくれます。
価格は10枚セットで600円程度です。

フラワーボックスと鉢おさえは、どちらもAmazonや楽天市場で購入でき、それぞれAmazonポイントや楽天ポイントを貯められるメリットがあります。
しかし、いろんなサイズのフラワーボックスをまとめて購入するなら、ダンボール専門店を利用するのがおすすめです。
フラワーボックスを安く買えるダンボール専門店
種類の多さなら「ダンボールエース」
さまざまな種類のダンボールが豊富にそろう「ダンボールエース」なら、
・ 鉢おさえ 10枚セット 554円
で購入できます。
ただし、別途送料がかかるため、ある程度まとめ買いする場合にトータルで安くなります。

まとめ買いが安い「ダンボールワン」
また、今後もいろんな方に花束や鉢植えを送る予定があるなら、「ダンボールワン」がおすすめです。
例えば宅配サイズ100のフラワーボックスと鉢おさえをセットで購入すると、20セット送料込みで5,000円です。
20セットをまとめ買いしなければなりませんが、外箱と鉢おさえ1セットあたり250円でそろえることができます。
フラワーボックスをまとめ買いしておいて、これから親戚や知り合いの記念日ごとに花束をプレゼントするのもステキです。

【宅配業者別】送料を安くするポイント
先ほど紹介したフラワーボックスを外箱として使い、中の鉢おさえでしっかりと花束を固定できれば、あとは空間を緩衝材で埋めていきます。
梱包が完了すれば、いよいよ発送です。
宅配業者は、クロネコヤマト・佐川急便・ゆうパックがおすすめです。
定番ですがフラワーギフトの扱いに慣れているので、丁寧に扱ってもらえます。
では、宅配業者別に送料を安くするポイントをご紹介します。
クロネコヤマト
クロネコヤマトを利用するなら、クロネコヤマトの取扱店・ヤマト運輸直営店・コンビニエンスストアへ花束を持ち込むと送料が100円引きになります。
また、クロネコメンバーズならヤマト運輸直営店への持ち込みで150円引きになるので、よく利用する方はクロネコメンバーズになっておくと良いでしょう。
さらに、ヤマト運輸直営店の「ネコピット」や自宅で送り状を作成した場合は、デジタル割として60円値引きされます。
参考:クロネコヤマト 発送方法
佐川急便
佐川急便を利用する場合も、取次店に花束を持ち込むと送料が100円引きになります。
取次店は佐川急便のホームページから検索できます。
参考:佐川急便 飛脚宅配便
ゆうパック
また、ゆうパックで花束を送る場合は、郵便局またはゆうパック取扱所に持ち込むと送料が120円割引されます。
参考:日本郵便 運賃割引
自分でアレンジしたステキな花束を送ろう
関西から関東へ花束を送る場合、
・ 送料が 1,500円程度
なので、花代2,000円と合わせて、3,750円で立派な花束を送れます。
花屋さんで花束を買って送料を支払うと5,000円前後になることが多いので、自分でアレンジできるとかなりお得です。
フラワーアレンジできるようになったらぜひ、直接会えない大切な人の記念日に、想いのこもった花束を贈りましょう。
今までフラワーギフトの送り方が分からなかったあなたも、今回紹介した方法を参考にしてステキなフラワーギフトを届けてください。(執筆者:山内 理絵)