フリマアプリの「ラクマ」が自動家計管理アプリの「マネーフォワードME」との連携機能を開始する事が発表されました。
期間中に機能連携を行ったユーザーには、楽天ポイント200ポイントがもらえるキャンペーンも始まっています。
今回はラクマとマネーフォワードMEそれぞれの概要と、連携のメリット・デメリットについてご紹介します。
目次
ラクマとは
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ラクマとは楽天の提供するアプリで、個人同士がネット上で品物を売買できるインターネット版フリーマーケットサービスです。
代金の支払いを運営会社が仲介することによって、不正な取引や詐欺が行われないようになっています。
同じくフリマアプリで有名な「メルカリ」との違いとして、商品の購入に楽天ポイントが使える事などが挙げられます。
フリマアプリというと、商品の発送伝票で個人情報がバレる事が怖いといった意見も聞かれますが、匿名配送機能を使えば住所や名前を明かす必要なくやり取りを行う事ができます。
家庭で要らなくなったものや手作りの品、着れなくなった子供服などさまざまな商品が出品されており、幅広い世代で人気のアプリとなっています。
予定のない休日にでも断捨離がてら出品してみると、思いのほか良いお小遣い稼ぎになるかもしれません。
マネーフォワードMEとは
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マネーフォワードMEは銀行口座やクレジットカード、証券会社、ポイントなどの情報を紐付けておく事で家計簿を一括管理してくれる優秀な無料アプリです。
光熱費や食費などの内訳も自動で取り込み、家計簿を作成してくれるので1つ1つ入力する手間がありません。
現金でお買い物をした場合も、レシートを撮影するだけで内容が自動的に認識され、家計簿に反映されます。
家計簿はグラフの形で見る事ができ、各月の収支変動がひと目で分かります。
QRコード決済やバーコード決済、電子マネー、クレジットカード、デビットカードなど決済サービスが多様化する中、全てを一括管理するのにオススメのアプリです。
ラクマとマネーフォワードMEを連携
2つのアプリの機能連携により、ラクマで行った取引の入出金履歴や売り上げ推移、残高などがマネーフォワードMEの画面で確認できるとともに、家計簿にも自動で反映されるようになります。
連携は
通販
→ラクマを選択し、ラクマのIDとパスワードを入力
で、完了します。
メリット
2つのアプリを連携させるメリットとしては、
家計簿へ自動的に反映されるため他の収支と併せた全体のお金の動きが分かり易くなる
ことなどが挙げられます。
また、マネーフォワードMEはマネーフォワードクラウド確定申告と連携させる事で、確定申告に必要な収支情報を自動で取り込む事もできます。
デメリット
デメリットとしては、メルカリなど他のフリマアプリも併用している場合、ラクマ以外のフリマアプリは今の所マネーフォワードMEと連携できないことから、一括管理ができず不便に感じるかもしれません。
また、ラクマでの取引が非常に多い場合は入出金履歴が多くて家計簿が見づらくなる可能性があります。
マネーフォワードMEで家計簿に反映させる収支情報をグループ分けする「グループ機能」などを駆使して、自分に合った使い方を見つけられるとお金の流れが見やすくなるかもしれません。
一括管理でお金の流れを把握
さまざまなサービス同士の連携により、多様化しすぎていたお金の管理が少しずつ楽になってきています。
既にラクマとマネーフォワードMEを利用している人はもちろん、まだ利用した事のない方もこの機会にぜひアプリの利用と連携による一括管理を検討してみてください。(執筆者:島村 妃奈)