という経験をしたことはありませんか。
仕事に家事、子育て、職場やママ友、親戚との人間関係、そして家計のやりくりなど、毎日の生活のなかにはストレスの要因があふれています。
毎日少しずつたまっているストレスは、浪費の原因になることが少なくありません。
たとえ少額であっても浪費が重なると、家計のバランスを崩すほどの大きな支出になることがあります。
ストレスによる小さな浪費をストップさせるには、ちょっとしたコツを押えておくだけです。
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目次
その買い物「ストレス浪費」かもしれません
家計のやりくりはストレス要因になることが多く、
という義務感や過度な節約意識は大きなストレスに変わります。
「買いたいけれど、買ってはいけない」というジレンマが重なると、ついにはストレスが爆発してしまい、結果的に「買わずにはいられない」衝動に駆られて、ストレス発散として浪費をしてしまうこともあります。
ストレス浪費の恐ろしさは、「買ってしまった」という罪悪感がストレスに変わりさらに浪費を重ねてしまうこと、つまり「ストレス浪費のループにはまってしまうこと」です。
衝動買いをしそうになったら試してほしいこと
「買いたい」という衝動がどうしても抑えられない時は、ストレス浪費を引き起こしていないか自身に問いかけてみましょう。
そして、衝動的に商品を買ってしまう前に、
・ その場からいったん離れる
など、冷静に判断できるよう工夫してみましょう。
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「漠然とした不安」もストレス浪費の原因
予定していないものを買う時に感じるストレスも、思っている以上に大きな負担になっていることがあるのです。
「貯金が減ってしまう」、「家計にしわ寄せがこないか」という漠然とした不安が、いつの間にかストレスとなってしまいます。
そして、不安が大きくなればなるほどストレスも大きくなり、ストレス浪費の原因になります。
不安解消のヒントは安心感
しかし、
という安心感があれば、買い物は日頃のストレスの温床ではなく、「ストレス発散の効率的な方法」になるはずです。
つい使ってしまう「浪費用の費目」を予算立て
少額であっても家計に影響してしまうほどのストレス浪費を劇的に減らすコツとして、通常の費目とは別に
予算をきちんと決めておくようにしましょう。
思い切って「コンビニ費」を創設
例えば、筆者は、通勤途中に毎日コンビニに立ち寄って、コーヒーとお菓子を買うことが毎日のストレス解消になっています。
1回の購入額は約400円なので、1か月で8,000~1万円にもなります。
通常の食費のなかから毎月1万円をコーヒーとお菓子代として支出するには、かなり大きな負担ですし、あっという間に食費予算をオーバーしてしまいます。
特に、給料日が近くなると食費の予算も少なくなっているので、大好きなコーヒーとお菓子を我慢することもあります。
そこで、家計費目に「コンビニ費」を新たに作り、毎月1万円の予算を組んでみました。
もちろん、このコンビニ費の予算を確保するために、これまでの家計を見直して固定費や使い過ぎていた費目予算を抑える工夫をしました。
「1回400円までなら、コンビニで何を買っても大丈夫」という安心感があるので、「つい買ってしまった」という罪悪感がなくなり、ストレスがたまることも少なくなりました。
また、コンビニ費として十分な予算を確保しているので、他の費目にしわ寄せが生じることも、毎月の食費がオーバーすることもありません。
結果的に、ストレスの反動もなく精神的にも余裕ができ、コンビニに立ち寄らない日が増えて、日々の小さなストレス浪費を激減させることができました。
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予算の範囲内でストレス解消
日々の小さなストレス浪費は、家計の中に紛れて見えづらくなってしまいます。
「節約しているはずなのに、どうしても節約効果が家計に表れない」と感じた時は、支出の中にストレス浪費が隠れている可能性があります。
ストレス浪費を見逃さないためにも、日頃から買い物の内容をチェックして、無駄に買い物をしているものはないか振り返る習慣を身に付けるようにしましょう。
また、予算をしっかりと決めておけば、どうしても買わずにはいられないものを無理に我慢する必要はありません。
同時に、予算の範囲内で買い物をすることを心掛ければ、簡単にストレス浪費のループからも抜け出すことができるはずです。(執筆者:花見 結衣)