ある日財布を忘れたことから「ノーマネーデー(NMD)」が始まりました。
財布がないと困ることが多く、それとともに自分の浪費に気付かされました。
そのため、ノーマネーデーを続け節約をしてきましたが、節約以外にもメリットがありましたので私の実施方法と注意点を合わせてご紹介させていただきます。
目次
ノーマネーデーとは

ノーマネーデー
とは和製英語であり”
意図的に支払いをせずに一日を過ごすこと“という意味で使われています。
人によりルールはさまざまだと思いますが、私の場合ノーマネーデーでも次の支払いは問題ないとしています。
・ 光熱費など自動引き落としされる支払い
ノーマネーデーの目的
財布を持たない日を作る目的は私の場合”財布を開く(お金を使っている)タイミングを確認するため“です。
・ どこで(場所:コンビニなのかスーパーなのか)
・ なにを(品物:何を買ったのか・買おうとしたのか)
・ なぜ(理由:購入理由)
上記を意識して1日を過ごし、必要に応じてスマホでメモを取るようにしています。
買ったつもりで1日の”買わずに済んだ品物”の合計金額を出してみると意外に高い金額で驚きます。
その金額を平日の平均20日で掛け算すると…確実に不要な買い物が見えてきます。
ノーマネーデーのやり方と注意点
やり方はとても簡単です。
ただ「財布を持たずに家を出る」だけです。
この日だけは電子マネーやクレジットカードなどのキャッシュレス決済も使用禁止です。
注意点
気を付けることは、出先で意図しないことに遭遇した場合に備えるということです。
私は備えのため財布を持たない日も次のものは必ず持っています。
・ 運転免許証
・ 夫の名刺一枚
上記を定期入れに入れておくと家族や自分に何かあった場合も安心です。

ノーマネーデーの1日の流れ
私の1日の流れは次の通りです。
8:00 タンブラーのコーヒーを飲みながら仕事の準備 ☆
9:00 業務開始
11:00 甘いものが欲しいな~(心の声☆)
12:00 ランチタイム
13:00 午後の業務開始
15:00 小腹が空くな~(心の声☆)
16:30 帰宅
17:30 子供のお迎え ☆
★印部分は忘れると必ずお金が必要になる部分
☆印部分は注意が必要な部分
私の場合、弁当とタンブラーが必須なので朝必ず用意します。
1日の流れでわかるノーマネーデーのメリット
心の声にも注意していると意外と”こんな時に飲み物やお菓子を買ってしまいやすい“という傾向や、”子どもにお願いされて不要にスーパーに寄ってしまいやすい“という様なこともわかります。
また、仕事がとてつもなく忙しいときは「甘い飲み物」がないとダメな自分にも気づきました。
せっかくタンブラーを持参しているのに中身と飲みたいものが一致しないと買うことになるため、改善点が見えてきます。
このように、ノーマネーデーを続けることで私には次のようなメリットがありました。
・ クセなど自分のことが少し分かるようになった
・ 品物を選ぶ時間や買う時間がなくなったので時間の節約にもなった
ただ、このノーマネーデーも続けていると「お金を使わずに一日を過ごす」ことがメインになってきてしまいます。
財布を開く(お金を使っている)タイミングを確認するためにノーマネーデーを作っていますので、このような場合には、専用のメモとペンを目の付く場所におき意識するようにしました。
浪費ポイントを発見できる
うっかりミスから始まり、続けることにより大きな節約効果を得られました。
NMDに自分がどのポイントで何が欲しいかを知ることにより「浪費ポイント」が明らかになりました。
節約のために始めたノーマネーデーでしたが、時間も節約できるなど、その他にもメリットがあることがうれしく続けられました。
1度でも体験してみると発見があると思いますが、張り切ってノーマネーデーを増やしても疲れてしまったりイライラしては体に毒です。
始めは週1回など無理のない範囲で始めてみることをおすすめします。(執筆者:神春 廣)