ムダ使いをしないように意識しながら生活していても、なかなか貯金が増えないと悩んでいる人は、お金の流れがはっきりしていないことに貯金が増えない原因があるかもしれません。
貯金を増やすには、計画性が重要です。
今回は、年間100万円以上貯めている筆者が、計画的にお金を貯めるコツについて紹介します。

目次
1. 1年ごとに貯金目標額をハッキリと決める
貯金をするうえでまずやっておきたいのが、1年間の目標金額を決めることです。
「余ったから貯金にあてよう」というやり方や具体的な目標金額を決めないままにただ漠然と貯金に励むのは、あまり効率的ではありません。
のです。
また、目標金額に到達した際には、貯金できたという「達成感や自信」にもなります。
もし、目標金額まで達成できなかったとしても、「なぜ達成できなかったのか」の原因をつきとめるために、1年間のムダな支出を洗い出すよいきっかけにもなるのです。
2. 目標額達成時の「使い道」を明確にしておく
目標金額を決めること以上に大切なのは、
です。
貯金した全額を使うのではなく、一部だけ好きなことに使える、いわばご褒美のようなものを決めておくのです。
筆者は、「1~12月までで最低100万円」という目標を立てているので、無事に目標金額を達成した際には好きなブランドの服を1枚購入するという楽しみを作っています。
3. 毎月の貯金額達成時の「楽しみ」を作っておく
貯金は毎日、そして月々の積み重ねで増やしていくものです。
ボーナスを貯金にあてるご家庭もあるかとは思いますが、わが家はあまりボーナスに期待できないため、目標金額を達成するために日々コツコツと貯金するスタイルをとっています。
そのため、
ようにしています。
このようなプチご褒美を作っておくことで、貯金を続ける気力が失われにくいのです。

4. 貯金できない月があっても一喜一憂しない
時期によっては、出費が多かったり、特別費の積み立てにあてたりなどなかなか貯められないこともあります。
決してムダ使いをしているわけではないので仕方のない出費です。
しかし、「早くお金を貯めないと」と焦る気持ちから出費が多い月はどうしてもストレスに感じてしまうものです。
しかし、「貯金=ストレス」になってしまっては、爆買いにもつながってしまいます。
そのため、貯金できない月があっても「今は貯められない時期なんだ」とある程度割り切ることも大切です。
貯金に回せない月があるのは、生活していくうえで避けられないことなのです。
一喜一憂することなく、「また貯められるときにガッツリ貯金に回そう」と前向きになることも貯金を続けるうえでは大切な心構えです。
5. 貯金を増やすために日常生活を犠牲にしすぎない
貯金を貯めることを1番に考え、日常生活を犠牲にしていた時期もありました。
息抜きのスイーツを買うことさえ避けて、自宅のコンセントは徹底的に抜き、シャワーも数分で済ますといったような生活です。
しかし、お金を貯めることだけを優先しすぎていた毎日は、我慢の連続でした。
心から「楽しい」と言えるような状態ではありませんでした。
充実した日々を過ごしながら貯金をしていくには、日常生活を犠牲にしすぎないことも重要なのです。
というスタンスで生活をしていれば、無理しなくても計画的にお金は貯められます。
やみくもにお金を使わないのではなく、使い道にメリハリを持たせることで、貯金へのモチベーションをキープできるメリットもあるのです。
モチベーションを下げないような工夫する
貯金を増やすために、お金を使うことをただ我慢するだけでは精神的によくありません。
期間ごとの目標金額を明確にして、達成できた時のご褒美を作っておくことが大切です。
また、支出がかさむ時期など「貯金ができない時期」は、どの家庭にも訪れます。
決して貯金に対する努力が足りないわけではないので、「貯金ができない時もある」と気持ちを切り替えて、貯金に対するモチベーションを下げないように工夫しましょう。(執筆者:成田 ミキ)