子どもが3歳になった頃に読み書きの練習を始めました。
子どもがやりたいとねだるのでドリルを与えたのですが、これが大変なことになったのです。
・ 文字を消しゴムで消そうとしてページを破る
・ ペンやクレヨンで記入されていて修正不可能
・ 文字や数字の練習ではなく、ページいっぱいにお絵かきされている
子どもが勉強嫌いになっては元も子もないので、学習中は怒らないように怒らないようにと自分に言い聞かせていました。
しかし、やられることが大胆過ぎたので、怒りを通り越して私の心が折れそうになってしまいました。
いろいろと試行錯誤したところ、なんと全てを収められる方法があったのです。
とても簡単にできるので、ぜひお試しください。

目次
5秒で完成!税込220円で作る繰り返し使えるドリル
・クリアファイル
・ホワイトボード用のペン
100均で購入できますので全てそろえても税込220円です。
作り方は、クリアファイルにワークブックを入れるだけで完成するため作業時間は5秒です。
ページを切り離して入れるとより書きやすくなります。

ドリルをコピーすると手間もお金もかかる
当初はドリルを自宅でコピーして与えていました。
しかし、わが子は白黒コピーだと見向きもしてくれません。
カラーコピーなら喜んでやってくれたのですが、手間がかかるうえにランニングコストが高いことがわかったのです。
自宅プリンター
A4用紙・カラー印刷・1枚4円で計算します。
4円 × 32ページ(1冊分)= 128円
コンビニプリンター
A4用紙・カラー印刷1枚50円で計算します。
50円 × 32ページ(1冊分)= 1,600円
また、真っ白な裏面がとても魅力的だったようで、お絵かきが始まりドリルどころではなくなってしまいます。
同じドリルを2冊用意する方法もありました。
しかし、既に購入したものが手元にあるので全く意欲がわきません。
子どもに「適当でもかけばまた新しいものをすぐに買ってくれる」と思われるのも嫌でした。
100均であっても買ったものは利用し倒したい、100円で文字が上手に書けるようになったら最高だと思って、1冊をどうにか利用する方法を考え続けました。
100均ドリルに執念を燃やしてしまいましたが、結果的にはとても満足する方法がみつかり「100均ドリル万歳!クリアファイル万歳」と思わずにはいられません。
ママが怒らないから学習が大好きに

クリアファイルとホワイトボード用のペンを使うことで次のようなメリットがありました。
2. 簡単に消せるため、お絵かきがはじまっても許せる
3. 筆圧が弱くても楽しく文字をかける
1. 何度でもかけて消すのも簡単
消しゴムだと文字を消すのにある程度の力が必要でした。
幼い子どもではキレイに消すことができず、消しクズもたくさん出ます。
ドリルを破ってしまうこともあり、親子ともに悩みのタネでしたがクリアファイルを使うことで解消しました。
クリアファイルにドリルを入れて使えば、書き損じても何度でもすぐにティッシュで消すことができます。
軽い力で消すことができるため、幼い子どもでも簡単です。
2. 簡単に消せるためお絵かきがはじまっても許せる
子どもの集中が切れて気まぐれにお絵かきが始まっても中のドリルが無事なので全く問題ありません。
子どもの絵を褒めるくらいの余裕が生まれました。
3. 筆圧が弱くても楽しく文字がかける
子どもにえんぴつ持ちを教えた当初は持ち方になれていないために筆圧が弱く、書くことを嫌がりました。
しかし、ホワイトボード用のペンなら太さもあり弱い筆圧でもくっきりとした文字を書くことができます。
ここぞとばかりに褒めまくると、とてもやる気を出してくれました。
学習するにあたり私が怒ることがとても減ったため、子どもも安心して取り組んでくれるようになりました。
そのおかげで今は「勉強がとても大好き」になってくれています。
私もちゃっかり活用中

クリアファイルを子どものドリルで使用する以外に私も次のように活用しています。
・ 子どもへの説明時に利用
いずれもホワイトボードのようにして使用しています。
メモ用のものは冷蔵庫に貼るととても便利です。
なくなりそうな調味料を書き出したり、週末やらなければいけないToDoリストを書いたり、ふと気になったことをメモして後で調べたりしています。
毎回使用する箇所はマジックペン(ネームペン)で書いておくと文字と一緒に消えずに済むのでおすすめです。
間違えた場合にも除光液で簡単に消して修正できます。
子どもも親もストレスフリー
子どものドリル学習もクリアファイルに救われ、心が折れることなく学習を見守ることができました。
市販されている幼児用のかいて消せるドリルは800円以上しますので、「100均ドリル + クリアファイル」の組み合わせは最強です。
簡易ホワイトボードとして使用できますので、ぜひお試しください。(執筆者:神春 廣)