在宅ワークが推進されて家で過ごす日が多くなり、前以上に家で食事をとる頻度が増えているのではないでしょうか。
外出をしないと食費が抑えられそうなイメージがありますが、家で食事をする場合でも、無意識のうちに食費が膨らんでしまうこともあります。
今回の記事では、「食費を抑えるための買い物の仕方」や「料理のちょっとしたコツ」を紹介します。
目次
出前も含めた食費予算を決めておく
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まず大前提として、食費は「1週間」または「1か月」の単位であらかじめ予算を決めておくことが重要です。
予算が曖昧だと買い物の際につい自分に甘くなってしまい、ついで買いが増えて気づかないうちに散財してしまいます。
あらかじめ予算を決めておくことで、例えそれをオーバーしてしまった時があったとしても、
などというように、明確な対策をとれます。
また、このときに重要なのが、食費の予算に出前のお金も含んでおくことです。
疲れている日や時間のない時に出前を活用すること自体は問題ありませんが、それを食費に含まないと、食事にかかっている予算の把握が難しくなります。
せっかくスーパーでの買い物を予算内に抑えていても、出前やテイクアウトでプラスアルファの出費をしていたとしたら、それは食費の予算をオーバーしていることになります。
出前などの特別な食事も雑費ではなく食費に含めておくことで正確な食費の把握し、やりくりがきちんとできるようになります。
「献立は1週間単位」or「安売りを利用」
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献立を1週間単位で考える方法
予算を決めたら、次にその予算内に収まるように献立を考えます。
献立をまとめて考えることで、
2. 2日後に2/3
3. 残った分をその翌日に使う
というように食材の使い切りが考えやすくなります。
また、1週間分の献立を考えてから買い物をすることで、スーパーに行く回数を抑えて必要なものだけを買えます。
安売りを利用する方法
日々入れ替わるスーパーの安売り食材をうまく利用していく方法です。
食材のやりくりに慣れていないとできませんが、安くなっている食材だけを購入することで効率的に食費を抑えられます。
どちらのタイプが合っているか
「どちらのタイプが合っているか」については、自宅からスーパーまでの距離や料理のやり方などにより異なります。
・ 仕事が忙しくて何度も買いに行けない人
は、1週間まとめて考える方がオススメです。
「お腹が空いていないとき」にまとめて買おう
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食材の買い出しには、お腹が空いていない時に行くのがポイントです。
コンビニでも同じことですが、お腹が空いている時に食品を見ていると、どうしても余計な買い物が増えてしまいます。
お腹がいっぱいの時に、食後の運動がてら買い物に行く方が節約には向いています。
まとめて買うことでお得に
「なるべくまとめて買う」というのも、重要な点です。
冷凍できるものであれば、安い時にまとめて買ったほうがお得です。
また、調味料などでも大きい容量のものを購入した方が、量あたりの単価が低く抑えられます。
もちろん、本当に使い切れる量であることが大前提ですが、必要な分だけのつもりで小分けの買い物をしていると、結局食費が高くついてしまうこともあります。
たとえば、「玉ねぎ1玉をバラで買うより、3玉のセットで買った方が安い」ということも多いのです。
冷凍テクニックを最大限に活用する
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冷凍できない食品は期限内に使い切るしかありません。
使い切れずに捨ててしまったりすると最も無駄になってしまいます。
下記のように冷凍できるものはたくさんあるので、安い時にまとめて買って切ってから冷凍しておき、
・ ピーマン
・ 人参
・ キノコ
必要な分を、使いたいときに使うのがオススメです。
お肉に関しても、大容量のファミリーパックの方がグラムあたりの価格が安いです。
まとめて買って、小分けにして冷凍すると費用を抑えられます。
また、料理を少し多めに作って食べきれない分を冷凍しておくことで、お弁当や別の日の食事でリメイクして出すなど無駄なく使えます。
・ 作り置き
・ 冷凍
といった3つの技を駆使することで、負担なく節約につなげられます。
コツをつかんで食費の節約につなげよう
今回紹介したことは、いずれも習慣化してしまえば全く苦ではないことばかりです。
いつもの生活にプラスすることで、さらに節約効果が高まるので、ぜひ気軽に取り入れてみてください。(執筆者:島村 妃奈)