3人目を出産した後から、髪質の変化が気になっていました。
「30代になったからかな?」とも思っていましたが、髪がきしむようになったのです。
さらに気になるのが白髪の量です。
少し前までは気にもしなかった白髪が髪の毛をかき分けただけで、あちらこちらに伸びているのです。

白髪が目立たないようにと思って明るいカラーにしていたのですが、明るい髪色だと伸びてきた部分が目立ちます。
その分美容室に行く回数も増えていました。
ヘアカラー代も回数を重ねるので、年間にするとかなりの高額になってしまいます。
私の場合には、ショートヘアで1回の美容室代は7,000円から1万円で、2か月に1回通っていたので、年間6万円以上を髪の毛に支払っていました。
新型コロナウイルスによって通っていた美容室が時短営業となり通うことが難しくなったので、思い切ってセルフカラーに挑戦してみました。
白髪染めの体験談や驚きの価格についても紹介していきます。
目次
目的に合わせたヘアカラー剤をチョイス
まず必要なのが、目的に合わせたカラー剤を選ぶことです。
今回は、白髪をカバーしたいこと、今まで明るかった髪色を少し落ち着かせたいということです。
そして、何よりも白髪を目立たなくした状態をキープしたいという思いもありました。
そこで選んだのがこちらです。

左側がカラー剤、右側がカラートリートメントです。
カラー剤は髪全体を染めるために購入し、カラートリートメントはカラー後のケアに用意しました。
カラー剤は1,000円程、カラートリートメントは1,200円程で購入しました。
カラー剤にはたくさんの種類がありますが、目的に合わせて購入することが重要です。
白髪染めとファッションカラーでは色味の配合が大きく異なるので、ファッションカラーでは白髪がきれいに染まらないというリスクがあります。
ファッションカラーは基本的に黒い髪の毛に色を付けていくことが目的です。
発色が良くなるように鮮やかな色味を使っています。
これに対して白髪染めは、白髪を目立たなくするようにブラウン色が多く配合されています。
周りの髪に馴染むようにブラウンを強くしているので、鮮やかな色が少ないのが特徴です。
白髪を目立たなくすることが目的であれば、鮮やかな色を求めるよりも白髪染めを買って他の髪となじませることを重視したほうがよいと言えます。
白髪が気になったら自宅で白髪染め
カラー剤が用意できたら、中に入っている説明書を必ず読んでください。
初めて使う時にはパッチテストをしたほうが安全です。
カラー剤にもいろいろなタイプがあり、
・ 1剤と2剤を混ぜて美容室のようにハケで塗っていくタイプのもの
・ 泡で出てくるもの
・ 手袋をつけて手で直接塗っていくもの
などがあります。
自分に合ったタイプのものを選ぶと使いやすいと思います。
カラー剤を塗る際には、髪の毛を細かくブロッキングして丁寧に塗っていくのがポイントです。
汚してもよいようにお風呂場や洗面所に新聞紙などを敷いておくと安心してカラーできます。
カラー剤をきれいに塗れたら、表示通りの時間待ちましょう。
その間は、ラップをまいておくのがおすすめです。
美容室でもラップをまいていることがありますが、実はとても役に立っているのです。
ラップによってカラー剤の乾燥を防いでくれるうえに頭皮の熱によって程よく温められるので、カラーの浸透が早められます。
洋服などへの付着予防にもなるので、カラーをする際にはラップをまくのがおすすめです。

記載の時間放置したら、しっかりと洗い流します。
水の色が透明になるまできちんと洗い流したら、トリートメントをして完了です。
カラーリンスできれいをキープ
カラー剤を使って白髪を染めても、時間がたつにつれて白髪だけ光ってくることはありませんか。
美容室で染めても数週間後には白髪だけ目立ってしまうことがよくあり、とても気になっていました。
そのような時に有効なのが、カラーリンスです。
普通のリンスの代わりにカラーリンスを週に1回程度使うだけで、白髪が目立ちにくくなります。
伸びてきた部分だけではなく、カラーが抜けてしまった白髪にも効果がるので、きれいな髪色をキープしやすいのです。
ただし、この白髪用のカラーリンスにはダークカラーしかないので、明るい髪色の人には不向きです。
自分に合った白髪染めができた
自宅でできる白髪染め、私の染めた結果は満足のいく仕上がりです。

どこから髪を分けても、白髪は今のところ見当たりません。
今回セルフカラーをして、感じたのが
・ 思い立ったときにすぐに気軽にできる
・ 美容室に行く時間がない人でもOK
というメリットです。
美容室で染めると5,000円以上するカラーが、カラートリートメントを合わせても2,500円程度なので約半額です。
しかも、美容室に行くとカラーだけではなく、カットやトリートメントもセットになることが多いので余計なお金を払ってしまうことがほとんどです。
ただし、
・ 市販の白髪染めは暗めの色が多い
・ 特殊なカラーや明るいカラーは手に入りにくい
・ ダメージを受けやすい
という美容室と異なるのがデメリットもあります。
暗めの色が好みの人なら問題はありませんが、ダメージを受けやすいのでカラー後のトリートメントをしっかりとしましょう。
カラー剤によってはトリートメント付きのものもあるので買うときに確認してみてください。
思っていたよりも簡単できれいに染まりました。
「忙しくて美容室に行く時間がない」、「カットはしたくないけれど白髪だけが気になる」という人は、セルフカラーがぴったりです。
気になる人は、ぜひ試してみてください。(執筆者:花嶋 紅遥)