ここ数年普通預金の金利はないに等しく、口座にお金をいれておくだけではお金が増えることが期待できません。
そこで、楽天銀行をうまく使って「お金が効率よく貯まる口座」を作るコツをお伝えします。
目次
楽天銀行の特徴:キャンペーンが豊富
楽天銀行がまず目をひくのはそのキャンペーンの豊富なところです。
口座開設だけでポイント獲得

楽天銀行はメリットが数多く、楽天会員であれば銀行口座を新規開設して、入金するだけで1,000ポイントを獲得できます。
さらに、対象サービスの利用によって現金最大3,000円がプレゼントされます。

常設キャンペーンが多数ある

通常の銀行では新規契約やボーナス時にお得なキャンペーンが開催されますが、楽天銀行では常設のキャンペーンが多く展開されています。
なかでも次に挙げるものは利用しやすく、獲得できるポイント数や現金の金額が目を引きます。
自分300ポイント、相手1,000ポイント
・ 子どもの口座開設と入金:
1,000円
・ 楽天デビットカード新規入会と利用:
1,000円
「お金が効率よく貯まる口座」にする方法
ここからは楽天銀行の口座を「お金が効率よく貯まる口座」にするコツを解説します。
1. 引落口座に設定して端数を貯金する
「お金が効率よく貯まる口座」にするために、まずは光熱費やクレジットカードの支払いなど、家計費の引落口座を楽天銀行に設定してみてください。
「貯金する!」とかまえてしまうと「貯金するお金がない」と思ってしまいますが、
というわけです。
その効果は決して馬鹿にはできません。
例えば、「合計で毎月8万5,500円の引き落としがある際に、8万6,000円を入れる」といったように500円余分に入金していくと年間6,000円貯まります。
もう少しがんばって9万円、4,500円プラスで入金していけば年間5万4,000円にもなります。
入金額を毎月定額に決めてしまえば家計費全体の予算設定もラクになり、使える金額が明確になります。
さらに、残金を貯めていくことで「引き落としされない!」などと慌てることも少なくなることでしょう。
2. 手数料がかかることを逆手にとる
楽天銀行は口座の新規開設月と翌月から3か月間は月5回まで提携先ATMの利用手数料がかかりません。
しかし、その後はハッピープログラムにエントリーのうえ利用状況によって手数料無料の回数が判定されます。
口座残高が少ない、つまり貯金が少ない間はできるだけ「手数料がかかるから出金しない」と心に決めて臨みましょう。
これがストッパーになって貯まりやすくなります。
ちなみに、3万円以上の入金であれば手数料はかかりません。
3. ハッピープログラムで振込手数料を節約


ATM手数料が最大月7回、振込み手数料が最大月3回まで無料になる会員ステージ「スーパーVIP」は、残高300万円以上または取引30件以上が条件です。
この条件をクリアするのはハードルが高いかもしれませんが、「アドバンスト」であれば10万円以上の残高または取引件数5件以上でそれぞれ月1回無料です。
みずほ銀行の窓口で3万円以上を他行に振り込む際には990円かかりますが、これをもとに考えると、毎月1回でも無料になれば年間1万1,880円を節約できます。
(https://www.mizuhobank.co.jp/rate_fee/fee_furikomi.htmlを参照)
4. 普通預金金利を一般的な銀行の100倍にする

最近では一般的な銀行よりネット銀行の方が金利は高く設定されています。
ゆうちょ銀行の通常貯金金利は0.001%ですが、楽天銀行の普通預金金利は20倍の0.02%です。
さらに、楽天証券に口座開設してマネーブリッジと呼ばれる連携サービスを利用すれば金利はさらに5倍の0.1%となり、ゆうちょ銀行の100倍です。
楽天証券の新規口座開設とマネーブリッジにはお金がかからないばかりか、エントリーすればもれなく1,000円がプレゼントされます。
貯まったポイントは振込手数料にも利用可
楽天銀行の豊富なキャンペーンを利用すればポイントや現金を効率よく獲得できます。
貯まったポイントは楽天経済圏と呼ばれるほど多彩な楽天のサービスのほか、ファミリーマートやマクドナルドなどの実店舗でも使えます。
さらには、楽天銀行の振込手数料やデビットカードの支払いにも利用できます。
また、家計簿をつけなくても、給与の振込口座と生活費の振替口座を別にすることで簡単な家計管理もできます。
ぜひ、「お金が効率よく貯まる口座」作りにチャレンジしてください。
なお、金利など諸条件は2020年5月現在です。
変更される場合があるので、詳しくはホームページをご確認ください。(執筆者:吉田 りょう)
本記事を4コマ漫画にしてみました。こちらもお楽しみください。

楽天市場で開催中のお得なキャンペーンを覗いてみましょう。